これまでいくつかの税理士事務所で働いてきました。
数十人規模の中堅事務所に13年ほどいたこともあれば、数人の小さな事務所にいたこともあります。
数十人規模の中堅事務所に13年ほどいたこともあれば、数人の小さな事務所にいたこともあります。
中堅事務所で
独立前、中堅事務所にいた頃は、組織再編やM&A、複雑な相続など、実にさまざまな仕事に触れる機会がありました。
やりたいと言えば挑戦できる土壌があって(そんな余白を自分の中で最後まで捻出できたかは、また別の話ですが⋯)、いろんな引き出しが増えたのは本当に良い経験だったと思っています。
やりたいと言えば挑戦できる土壌があって(そんな余白を自分の中で最後まで捻出できたかは、また別の話ですが⋯)、いろんな引き出しが増えたのは本当に良い経験だったと思っています。
ただ、部署割がしっかりしている分、どうしても途中で専門部署にバトンタッチすることがありました。デューデリジェンスは複数人で行うので、自分が担うのはあくまで一部分でしたし、相続案件でも担当が2人に分かれてしまうことがありました。
せっかく関係を積み重ねてきたお客様なのに、最後までその業務を一人でやりきれないもどかしさが、正直ありました。
少人数の事務所で
一方で、少人数の事務所では最初の相談から最後の仕上げまで、ぜんぶ自分一人で担当します。
大変なことも多いですし、しんどい時もあります。
でも、途中で手放さずに最後まで一人のお客様と向き合い続けるからこそ、育まれる関係がありました。
でも、途中で手放さずに最後まで一人のお客様と向き合い続けるからこそ、育まれる関係がありました。
長く付き合っていくうちに、こちらの弱みや不器用さがバレてしまうことも(というか、バレるよりはじめから露呈している気もします⋯)。
「先生」らしくしたいけど、完璧にいきません。それでも期待に応えたい気持ちを持って向き合っていると、月日の流れと共に少しずつ「人と人」の関係になっていきます。お客様から「会うのが楽しみ」と言っていただける瞬間は、ほんとうに嬉しいです。
独立後
独立した今は、M&Aも相続も、最初の相談から最後の着地まで、途中で担当が変わることなく一人でお付き合いできています。もちろん一人で背負う分、わからないことにぶつかったときは自分で調べ、必要であれば信頼できる専門家の力も借りながら、泥臭く答えを探していく毎日です。
税制はこれからも変わり続けるでしょうし、正解が最初から見えている案件なんてほとんどありません。
長いお付き合いの中では、「あのときは、ああ思っていたけど、こうだったね。」などと答え合わせのような会話が出ることもあります。
ほんと正解はわからないものです。
それでも、その都度、調べて、考えて、一緒に悩む。
この積み重ねが、結局はいちばんいい仕事につながるのだと、今は感じています。
色々な規模を経験したけれど、やっぱり自分はこの「最初から最後まで一緒に歩くスタイル」が今のところ気にいっています。

