私のお客様のなかで、創業40年以上の会社に共通する備品があります。
引き出しがガラガラいう古い机。
キコキコ音がする椅子。
年季の入った金庫。
いつからそこにあるかわからない棚。
昭和からあります。きっと。
あのグレーのやつです。
たぶん私と同世代です。
明らかに年季が入っていますが、その会社の方は誰も気にしていません。私もそうです(笑)
もちろん、古い机や棚があるから強いわけではありません。ただ、その会社には共通して長年積み上げてきたものがあります。
・取引先との信頼関係。
・ルーティンが型になっていること。社長の一日の動き方が決まっていたり、会社として物流の一端を長年担っていたり。
・経験からくる勘。似たような場面でアラートが鳴る。景気の読みが早い。
・品質への誠実さ、整理整頓——そういう文化。
こうしたものは、決算書には載らないんですよね。 でも、長く続く会社にはこういう強さがあります。
決算書を見るのが仕事ですが、長く続く会社ほど決算書に載っていないものが多いように感じます。
ガラガラいう机も、キコキコいう椅子もまだまだ現役です。
まだ当分、この会社を支えるんだろうなと思っています。
