大昔から今に伝える。
子どもに何度も伝えることの大切さ
「何回言わなあかんの」「一回言ったらわかってほしい!」と、子どもに対して思うことはしょっちゅうです。何回も何十回も・・・どころか「2万回言わないと子どもには伝わらない」という話まであります(汗)
ゴミはゴミ箱に捨てて。手を洗って食べて。食べたら歯磨きしよう。そんな毎日ですが、結局のところ「伝わるまで何度も言う」ことが子育てでは当たり前になっています。
ビジネスの場での「繰り返し」
一方で、場面を移してビジネスの場。
何回も伝えるのはスマートじゃない、一度伝えたらオッケー。そんな意識が働くことはありませんか。効率もよくないし、相手にとって煩わしいのでは?と。
私自身、シンプルに伝えることが苦手な分、「一度で済ませたい」という気持ちが強くなりがちです。ですが、果たしてそれで本当に伝わっているのかは疑問に思うこともあります。
繰り返すことで深まる理解
ふと「何回でも伝えていいのではないか」と思いました。
自分が聞き手だった大学院時代を思い出します。教授は同じことを何度も、言葉や言い方を変えて伝えてくれました。そのおかげで、わかっているつもりのことがより深まり、わからなかったことが理解できるようになったのです。
大人同士でも同じ。一度ではわからないこともあるし、その時は理解しても忘れてしまうことだってあります。こちらと同じ温度で伝わっているかどうかもわかりません。
だからこそ、繰り返し伝えてもいいのではないかなと思ったのです。
「一度で伝えなければいけない」という思い込みを手放して、「伝えたい」という気持ちを全面にだすことで、言葉選びをためらわず自由に伝えられるのではないでしょうか。
【姉妹日記】
姉妹就寝後に帰宅したつもりが、次女が寝室から登場。私を待っていたようで泣きべそ。
長女は書き置きをしてくれていました。今日がんばったよ!と。