
本日より、事務所は年末年始のお休みに入りました。
2025年を振り返りながら、今年関わらせていただいた経営者の方々のことを思い浮かべています。
私が日頃ご一緒しているのは、
いわゆるデジタル・ネイティブと言われるような若い起業家の方ばかりではありません。
(私自身も、デジタル・ネイティブとは言えず…)
20代の方もいれば、
50代、60代、70代の経営者の方とお話する機会もあります。
今の顧問先のひとつも、
長くお付き合いされていた税理士さんがご高齢で引退されることをきっかけに、
ご縁をいただいたケースでした。
最近は、
「長い目で一緒に考えてくれる人を探している」というご相談を聞く機会が増えました。
実は今日も、そんなお話を聞いたところです。
私自身、税理士としての役割は責任をもってお引き受けしています。それとは別のお話として、先輩経営者の方々を「経営者として」サポートできることは、正直なところ限られているのだろうと感じています。
それでも、
じっくりお話をお聞きすること、これまで歩んでこられた時間に耳を傾けることは、
私なりに大切にしてきたことです。昔の会社のお話や、紆余曲折のあった時代のお話。大胆な選択をされたときのこと。
経営者として、どのように考え、進んでこられたのか。
そうしたお話を伺う中で、
これまで積み上げてきたものを大切にしていること
これから先を、できるだけ穏やかに、安定して進めたいと考えていること
が伝わり、そのお気持ちを大切にしたいと考えています。
税務や数字の話だけでは見えてこない、そうした思いや背景を含めてお話を伺う時間は、
私自身にとっても学びの多い、大切な時間です。
今年もたくさんのご縁に恵まれました。
改めて、関わってくださった皆さまに感謝しています。
来年も、目の前の業務を一つひとつ丁寧に積み重ねながら、
経営者の皆さまにとって「相談しやすい存在」であり続けたいと思います。
