
面談のはじめに聞くこと
私が面談のときにまずお聞きするのは
「今日お話されたいことはありますか。」というひと言です。
ミーティングの議題が決まっていても、まず最初にこれを尋ねます。
「今日の面談のときに確認してみよう」と、事前に準備されていることがあるだろうなと思うからです。
ただ、いざそのときになると忘れてしまうこともあります。
そのため、面談の終わり頃にももう一度
「ほかに気になることはありますか。」とお聞きするようにしています。
私自身もそうなのですが、それでもお話しそびれることがあります。
そこで、雑談をはさむこともあります。話しているうちに、ふっと思い出すことがあるからです。
「こんなこと聞いていいの?」と思う瞬間
経営者の方からときどき
「こんな細かいこと聞いて申し訳ないんですが…」と言われることがあります。
聞きにくいと思われる気持ちもわかります。
でも私は、むしろ遠慮なく話してほしい。小さなことでも、そのままにしておくとずっと気になりますね。
ひとつでも気になることを手放してもらうことが、私がお役に立てることでもあります。
小さいことほど、早めに聞いてほしいと考えています。
小出しにしていただくことはたくさんのメリットがあります。
私のスタンス:気になることを手放してほしい
面談でお話をうかがう目的は、
「今日の議題をこなすこと」ではなくて、
その方が抱えている不安をひとつでも減らすこと。
そう思うようになったきっかけがあります。
まだ経験が浅かったころ、担当することになったお客様の訪問であったことです。
法人化にあたり検討することが多くて、議題を一覧に書いていって一生懸命ひとつずつ懸念事項の検討を進めようとしました。
お客様に真剣に向き合っていたつもりだったんです。
けれど、お客様が「今、お話したいこと」ではなかったんですね。
解決する必要があるけど、一気に進めるのは負担だったようです。
若かったのもあり、そういう匙加減はできなかったんですね。
その後は軌道修正してとてもよい関係を続けることになるのですが、
始めの頃の苦い思い出です。
なので、質問の大小は本当に関係なく、
気になることをそのまま持ち帰るより、全部出して軽くなってほしい。
それが、私が税理士としてできることのひとつだと思っています。
【姉妹日記】
次女久しぶりの登園。半数くらいが欠席で流行っていたのですね。今週までがピークだそうです。長女はめずらしくオフ。私が外出中、人生ゲームを妹と。
ママどこにいくの?と何度も尋ねられました。研修って言ってるやん!と。夜にいないと根掘り葉掘り探られます。
