
試算表は毎月完璧じゃなくていい
試算表は、理想を言えば毎月きれいに整えたいものです。
でも、それって毎月決算をするようなものですよね。正直大変です。
決算ですら「パーフェクト」と言えるかどうか怪しいのに、(インボイスなども⋯)
毎月それを求めるのは、なかなかハードです。
それよりも大事なのは、その試算表が使えるかどうか。
合っているけどタイミングが遅くて使えない数字より、
多少荒くても判断に使える数字のほうが意味があります。
消費税区分が一部違っているとか、
勘定科目が少し違うとか、
そういうことよりも、
・売上はどうだったか
・利益は出ているか
・資金は回っていそうか
まずは、そこが見えるかどうか。
試算表を見るときに大事にしていること
短期的な資金繰りを見るなら、現預金残高と流動負債。
直近の支払いに無理がなさそうかは、ここを見るだけでも、かなり判断できます。
業績を見るなら、まずは売上、次に利益。
事業計画と比べてもいいですし、前年や前月と比べてみるだけでも十分です。
細かいところに入る前に、
まずは「全体の流れ」をつかむことを大事にしています。
会計はどこから手をつけるのか
そう考えると、会計は
最初からきっちり仕上げようとせずに、まずは形をつくることからはじめましょう。
・預金残高が合っている
・おおよその入力が終わっている
この状態を先につくるのがおすすめです。
勘定科目がわからない取引があれば、
いったん仮払金や仮受金、雑費などに入れておいても大丈夫。
(大きい金額は要注意で、仮勘定にそのまま置いておきたくないものですが。)
ともかく、間違っていてもいいから、まずは数字が並ぶところまで持っていきましょう。
そこから見えてくるものも、意外と多いです。
【姉妹日記】
暑がりの次女。冷え込んだ今日はさすがに「ジャンパー着ていけばよかった⋯。」と保育園の帰りにぶつぶつ。保育園のみんなで遠い公園に行き、震えていたそうです。
夜は姉妹でいちごケーキ作り。誕生日祝いも。
テレビの歌番組を見て次女熱唱シーンも。
