会社員から独立して、気づいたこと。ストレスとパフォーマンスの関係。
ストレスフルだからパフォーマンスが落ちる?
独立前は、「ストレスの多い環境ではパフォーマンスが落ちる」と思っていました。
だから、独立してストレスが減れば、パフォーマンスが上がるだろうと考えていました。
事実、独立後はストレスが激減しましたので、パフォーマンスはあがるだろうという期待がありました。しかし、現実はそう単純ではありません。
新たな業務が増えたことにより「従来取り組んでいた仕事が滞る」面はあるにせよ、それを抜きにしても、「適度なストレス」によりパフォーマンスがあがることもあると気づきました。
ややストレスがある方がパフォーマンスがあがる
身近な例でいえば、服装。
楽な服装、静かな空間、誰の「監視」のない環境は快適ですが、それがいつも続くと必ずしも集中できるとは限りません。
私自身、少しストレスがあった方がうまくいくことが多いです。
きちんとした身なりは、リラックスした服装とは違いますし、
人の目がある環境は、落ち着かなくてストレスになります。
けれど、一方で、力を発揮できる場面もあるんです。
どうやら、「ストレスが減るほどパフォーマンスも上がる」という単純な関係ではなさそうです。
ちょうどいい加減を探して
ストレスがパフォーマンスに影響を与えるのは事実です。しかし、ストレスはできることなら排除したいですね。
しかし、ストレスが全くなければ、「ブースト状態」にはなれない。
大事なのは「ちょうどよいストレス状態」を見つけること。
例えば緊張がプラスに働く場面もありますね。たとえば、人前で話すときの緊張感はパフォーマンスを高める力に変わります。
私はこれまで、「ストレスはないに越したことがない」と思っていました。けれど、一気に排除してみると、それも違うと気付いたのです。
ストレスは少しずつ調整していく方がよさそうです。
何でも急な「温度差」は負担ですから。暑い外から冷房の効きすぎた部屋に入るように。
だからこそ、少しずつストレスをかけてみる。その過程で「ちょうどいい状態」を探すことが大切だと感じています。
ストレスは敵ではなく、扱い方次第で味方にもなる。
そう思えるようになったことは、独立して得た大きな気づきです。
【日記】
量子力学の展示を知り、急遽夜万博。