開けてびっくり、ということも。(会計もね。)
デスクトップ型の会計ソフトが主流だった理由
前職では、メインで使っていた会計ソフトはデスクトップ型のものでした。90%くらいの割合でした。20件に1件がクラウド会計ソフトでしたが、かなり珍しいほうでした。
独立後は、半数以上がクラウド会計ソフトです。
新しく事業をはじめた方は、クラウド会計ソフトを選ばれることが多いようですね。各社力を入れていることも理由のひとつなのでしょう。
前職ではデスクトップ型の弥生会計を利用するお客様が多くて、そのほかの会計ソフトを使う方がちらほら。
クラウド会計を使う方がいらっしゃらなかったのは、自計化(自社で会計をすること)しているお客様が多かったからかもしれませんね。経理の方が会社で入力するスタイルなので、クラウド会計のメリットを特に感じなかったのかもしれません。
仮にクラウド会計で効率化できる部分があったとしても、便利だったとしても、会計を入力してくれる経理の方がいらっしゃれば、特に不便を感じることもなかったはずで、そのため魅力を感じなかったのでしょう。
クラウド会計はcsvデータを使い慣れていたら対応しやすい
経営者自らが会計入力をすることが増え、多くのお客様がクラウド会計ソフトをご利用されています。そういうことから、私も独立後は色んな会計ソフトを使っています。クラウド会計ソフトへの手入力はデスクトップよりもスムーズではないので(私にとっては)、どの会計ソフトを利用するにしても、csvデータでインポート、エクスポートするようになりました。
前職では限られたお客様の会計でしかcsvデータを使っていませんでしたが、数千行の仕訳をデータ加工してインプット(自社会計ソフトからデスクトップ型会計ソフトに)していた経験が役立ちました。特別な経験ではないかもしれませんが、中堅税理士法人のなかでもそういう操作をする方は殆どいらっしゃらなかったんですよね。
csvデータで仕訳情報を加工する。インボイスもあって、税コードをもたくさん増えましたから、ひとつひとつ入力するのは大変です。
データを取り出して修正してインポートする、そういう場面が増えました。
会計データのチェックもデータで
では、会計データのチェックはどうかというと、会計ソフト上でみることもありますが、Excelデータに出力して確認した方がやりやすいかもしれません。会計ソフトを利用してきた習性で、会計ソフト上の元帳や仕訳帳を見ようとしてしまいますが、それも必須ではありませんよね。
Excelで仕訳帳をみつづけていれば、Excelでみることに慣れるでしょう。検索も簡単ですしね。
そうすると、どの会計ソフトでもExcelデータで出力できるとすれば、どの会計ソフトでもあまり違いがないということにもなるのかなぁなどと考えました。会計ソフトは形として残るとしても。
私は一部のお客様に、経費などをExcelに入力していただいています。インポート前にチェックして、修正後にインポートすることで、会計ソフト上で修正しなくてもよいんですね。
汎用性もあります。Excelデータで先に修正する方法も是非ご検討ください。
【日記】
朝ラン後、自宅で仕事。自宅で仕事できないというお話も聞きますが、うまくやれば便利でいいです。工夫次第ですね。
【姉妹日記】
次女が♡のおもちゃのサングラスをかけて読書。「これかけたら見やすいから」と。(笑)
長女が「私がかけてるからやな〜」と言っていますがその通りで。いつもおねえちゃんに憧れていますからね。
【something new】
進々堂