防湿庫を1年半使ってみた

 

2024年5月、防湿庫を購入

カメラの保管場所として防湿庫を買いました。
カメラ・レンズの湿度管理自体は他の方法でもできるようでしたが、私は「枠のある定位置」が欲しかった。

多く持たない私が大きめのサイズを選んだ理由は、
「レンズは増えるもの」、「ゆとりがあったほうが出し入れがラク」という先人のレビューを読んだから。

実際、その通りでした。
あとは、小さいとむしろ収まりが悪いというのもあります。

高さは低いけど奥行き横幅があるタイプと、高いけどスリムなものを比べて、後者を選びました。
その他にも色々と悩みましたが、1年半使ってみて、まあそこまで悩むことでもなかったかなと思っています。

1年半使ってみて分かったこと

まず、大きさについて。先ほどと被りますが、大きめで良かったと思っています。
いろんなものを入れられるし、余裕があり助かっています。ただ、「絶対にこのサイズじゃないと無理だったか?」というと、そこまでではない。小さければ小さいなりに運用していたとも思います。

ひとつだけ惜しいのが、長い箱を入れているのですが、スリムで奥行きが少ないタイプを選んだため、やや物足りない。長いカメラレンズを入れるなら奥行きがあったほうが便利かもしれません。置く方向にもよるのかも。

気になっていた音は、まったく気にならない。光がチカチカするのでは?という心配もゼロでした。

湿度調整は、季節によってダイヤルを動かす程度。基本的にはうまく働いている印象です。
他の防湿庫を利用した経験はありませんが、問題なく調整できているようです。

庫内で充電できる機能については、あまり使わなくなりました。最初は「便利!」と思っていましたが、今は普通に充電ポートで済ませています。

湿度計がアナログなのは、思いのほか良かった点。電気に依存しすぎない安心感がありますし、光らないのも私には合っていました。部屋のデジタル湿度計と併用しています。

デザインも「主張しない・部屋に馴染む」タイプを選んだので、気にならないのがむしろ気に入っています。

防湿庫があるのに…という失敗もあった

快適に使っている一方で、「なにしてんねん私…」という失敗もありました。

防湿庫は、湿度計を見ながらダイヤルで湿度を調整します。
ただ、天候の変化がなければ頻度は少なくていいので、しばらく放置していたんですね。

ある日ふと湿度を確認すると、外が湿度40%なのに、防湿庫の中が60%…!

完全に逆効果。

幸い、ちょうどその時期はカメラを頻繁に持ち出していて、防湿庫に入れていませんでした。
中にあったのは紙類くらい。でも、きっと蒸し蒸ししていたんだろうなと…(苦笑)

「防湿庫があっても、運用がダメなら意味がない」という教訓になりました。

ーーー

防湿庫は十分役に立っているし、買ってよかったです。

ただ、置いておけば自動で完璧に管理してくれるものではなくて、「ちゃんと見る」という自分の運用があってこそですね。そんな実感を込めた1年半のレビューでした。

 

【姉妹日記】
スーパーで、次女にポイントカードを落としたことを伝えると
「ポイントたくさんあったのに」と悲しんでいました(いや、ポイントないよ)。だいぶ前のことだしポイントも少なかったから大丈夫だよと伝えても届かず。親の気持ちを受け売りせずに、本人の気持ちを持てるようになったようです。
でも悲しまなくてよいよと。
長女は家でも音楽会の練習を。

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