税務・経営

税金

定期同額給与の基本ルール

定期同額給与は「変更できない」のが原則役員報酬は、原則として「定期同額給与」であることが求められます。毎月同じ金額を、同じ時期に支給すること。これを満たしていないと、法人税の計算上、損金として認められません。「今月は多めに」、「今期は利益が...
税務・経営

少額減価償却資産は「全額経費」が正解とは限らない

少額減価償却資産は、30万円未満なら全額を費用にできる制度です。多くを費用にできる制度ですが、「使える=使うべき」とは限りません。少額減価償却資産とは・取得価額30万円未満・中小企業者等が対象・取得した事業年度に全額費用計上が可能(年300...
税務・経営

一般社団法人の税務

一般社団法人の課税対象について※この記事は「公益認定を受けていない一般社団法人」を前提にしています。一般社団法人の税務は、全ての「一般社団法人」で一律ではなく、法人の性格と事業内容によって扱いが変わります。非営利型法人に該当するかどうかまず...
税務・経営

【インボイス経過措置】80%・50%控除、2割特例、少額特例

インボイス発行しています。昨日の記事では、インボイス登録に関する経過措置について取り上げました。インボイス制度は2023年10月に始まりましたが、登録以外にもいくつかの経過措置があります。今日は、インボイス制度に関する主な経過措置を整理して...
税務・経営

インボイス登録で「途中から課税事業者」? 原則と経過措置について

平日夜の水族館は例外。インボイス登録=「課税事業者になる」??インボイス登録というと、「登録すると課税事業者になる」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。このイメージ、実は経過措置によるものです。原則と、経過措置について一度整理し...
経理

会計は完璧より、判断できるかどうか

試算表は毎月完璧じゃなくていい試算表は、理想を言えば毎月きれいに整えたいものです。でも、それって毎月決算をするようなものですよね。正直大変です。決算ですら「パーフェクト」と言えるかどうか怪しいのに、(インボイスなども⋯)毎月それを求めるのは...
税務・経営

「こんな細かいこと聞いていい?」への私の答え

面談のはじめに聞くこと私が面談のときにまずお聞きするのは「今日お話されたいことはありますか。」というひと言です。ミーティングの議題が決まっていても、まず最初にこれを尋ねます。「今日の面談のときに確認してみよう」と、事前に準備されていることが...
税務・経営

確定申告で慌てないために。マイナンバーカードとパスワードの準備を。

まだ早いかな、くらいで。12月に入り、医療機関でも「マイナ保険証ありますか?」と聞かれるようになりました。マイナンバーカードを使うとセットで暗証番号も意識するようになりました。暗証番号といえば、確定申告を控えるこの時期、「暗証番号を忘れて電...
経理

会計で「残高を合わせやすい科目」と「慎重に確認する科目」

「好きな勘定科目」はありますか。決算や月次を進めていると、テンポよく確認を進められる科目と、そうではない科目があります。今日はそんな科目の分類についてまとめてみます。確認しやすい科目申告書作成を経験した方ならわかると思いますが、証憑(エビデ...
税務・経営

法人の青色申告で得られる4つのメリット

青色@海遊館。法人の場合、青色申告は「会社運営とセット」というほど基本的な制度です。とはいえ、青色申告に具体的にどんなメリットがあるのかは案外知られていません。今回は、押さえておきたい4つのメリットについてに取り上げます。欠損金の繰越控除が...