休息してはじめて気づいた感覚
独立前は体力的にも精神的にもぎりぎりの生活でしたが、なんとか回っていました。ところが独立して身体を休めるようになると、休んでも休んでも疲れている感じがしばらく残りました。休息をとれるようになった今は、多少疲れることをしても大きく疲弊することがなくなってきました。
逆に、独立してから「いやだな〜」、「気がのらないな〜」と感じる場面は増えたように思います。元気なのに、身体は休めているのに、心が反応している感覚があります。
これは発見でした。自分の気持ちを素直に感じ取れるようになったということなのかなと。
「無理をしない」ようになってきたのだと思っています。
経営を続ける人の「無理をしない力」
税理士として周りを見ていると、無理していない経営者の方はけっこういらっしゃいます。特に長く経営を続けている方に多いように感じます。無理をしないということは、経営を長く続けていくためには大切な要素なのかもしれません。よく考えれば当たり前のことですが、最近あらためて実感しています。
ここで、無理をしていないように見えるというのは、安穏としているということとは違います。経営者というのは、なかなか気が抜けないものだということは、以前よりも身にしみて感じているところです。
独立前の生活は、追われるような「自分で選べないしんどさ」でした。通勤も、仕事環境も、仕事内容も、道具も、納期も、会議も、なにもかも。そういうものを自分で調整できずに、知らないうちに無理していたのだと思います。
そして今は、事務所代表という立場を「無理してやっている」のかどうか。そうは思いませんが、「無理している渦中にいれば気付けない」というのもまた真実です。
でも、今の自分は「選べるしんどさ」の中で、なるべく無理をしないように整えながら進んでいる気がしています。
自分の「無理しない軸」を育てていく
無理をしていない経営者の方を見ていると、共通点もあるように感じます。自分のペースを把握していたり、無理に拡大を目指さなかったり、やらないことを決めていたり、周囲との長い関係を大事にしている人も多いです。
無理をしないというのは、「自分の軸を持つ」ということなのかもしれません。
私自身も、今はなるべく「夕方までに仕事を終える」「無理に詰め込みすぎない」「今のペースを育てる」という軸で日々整えようとしています。
「今関わりのある方を大切にする」ということも考えていることです。
「無理をしない」は、ずっと続けていくための工夫なのだと思います。そのためにも、今がどうなのか、振り返られるくらいの余裕がある方がいいですよね。
【日記】
大雨。説明会に行くと長女と一緒(晴れ女)でも雨が降ります。
【姉妹日記】
長女は、大好きな制作ができて楽しい1日でした。
次女、大人が話しているのは退屈だったし、大好きな制作もお姉ちゃんしかできなかったし、いちごミルクも飲めなかったし、思っていた1日と違うことにむくれていました。
短冊を書いたこととポテトを食べたのは嬉しかったようです。