朝の準備や宿題の時間、「早くしなさい!」「もうやった?」と何度も声をかけてしまいませんか?
長女、次女への2人分の声がけで朝が終わる…。しかも子どものやる気をなくしているようで嫌になっていました。
そこで我が家では「声をかけなくても、自分で動ける工夫」をいくつか取り入れてみました。3つご紹介します。
忘れ物チェッカー
シンプルなチェックリストです。
◯・✕で「やった/やってない」を記録できるだけのアイテムですが、我が家では朝の準備に大活躍しています。
「顔洗った?」「歯みがきした?」「水筒入れた?」「着替えて!」など毎朝の声かけを省き、
「朝の準備は?」の一言で済ませられるのが本当に助かります。
一つ終えるたびに「◯」がつけられるのも子どもにとって達成感があるようで、自然と自分から準備を始めるようになりました。全部できたらシールをあげるなど、ちょっとした仕掛けを加えるとさらに効果UPします。
「すぐ飽きるかな?」と思っていましたが、意外と続いています。
「時っ感タイマー」
タイマーを使った時間管理です。
我が家では「時っ感タイマー」を愛用しています。10分にセットすれば、10分後に小さめの音でお知らせしてくれます。
このタイマーのいいところは、音だけでなく「残り時間」が色で見えること。時間が減るごとに色の面積が小さくなる仕組みなので、まだ時計が読めない保育園児でも一目でわかります。
「着替えがダラダラ」「ごはんがダラダラ」…そんな時にセットすると効果的。
長女は「タイマーが鳴るまでは宿題をやる!」と、自分で時間を区切る習慣にもつながっています。
スケジュールを書く
こちらは小4の長女。最近は自分でスケジュールを書き出すようになりました。
親は子どもの予定を把握しているつもりでも、「明日は〇〇あるよ〜」と毎回伝えるのは意外と手間。そこで「自分のことは自分で管理できるように」と、スケジュールを書かせてみました。
少し前に、長女の予定をすっぽりと忘れていたことがあり、「本人に把握させなくては!」と思ったのもあります。
最初は「1年分の年間スケジュールを書く!」と言い出し、(えっ、そんな長期間?どうやって??)と驚きましたが、すぐに「やっぱり大変そう」と気づき、最終的には今週と来週の予定を書き出すことに。
その過程での気づきが面白いんです。
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曜日固定の習い事でも抜け漏れがある
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漏れた予定を書き足すために全部描き直す(余白なしで書いている!)
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連休が入ると平日にしわ寄せがくる
9月にはキャンプの予定もあり、そういう影響を本人なりに実感できたのは大きな収穫でした。
まとめ
一見ささいな取り組みに思えますが、どれも「声かけしなくても子どもが自分で動く」ための工夫になりました。
忘れ物チェッカー、時っ感タイマー、スケジュールの書き出し。
どれもすぐに始められるものばかりです。ぜひ試してみてくださいね。
【姉妹日記】
土曜日は保育園で一人で国旗カード遊びをした次女。最近は一人でまったり遊ぶのも好き。
長女は学校でも習い事でも新しい友だちと楽しみます。今日はボーイスカウトで清掃活動。台風後はまた暑さが戻りましたね。