百聞は一見に如かず。

自分で見てみる授業
小学校の体育の授業で、動画を使って跳び箱の動きを確認する取り組みがあるそうです。
他の子に自分の跳ぶ姿を撮ってもらい、それを自分で見る。
長女いわく、
「踏み込みが弱いと思った。ちょっと怖いと思ってるからかも。」
「手をちゃんと置いているつもりだったけど、動画でみたらできてなかった。」とのこと。
なるほど、すごく自分のことを観察できています。
自分の感覚と、実際の動きが違っているのを自分の目で確認できるのもいいですね。
もしこれが
「そこができていないよ」
と先生や友達に言われるだけだったら、素直に受け取れないかもしれません。
でも自分で見ると、事実として受け止められる。そこがいいんですよね。
自分で見て確認する効果
映像として自分の姿を見れば、反発が起きないし、
事実として受け止められるから、改善に向かいやすい。
これ、大人の世界でもまったく同じだと思っています。
数字でも仕事でも、誰かに指摘されると少し身構えてしまいます。
たとえば、
「もっと経費を抑えた方がいいですよ」(と私が言う事はありませんが⋯)、
と言われて、なんかもやもやしてしまうことがあるとします。
それが、
自分で数字やグラフなどで見てみると、冷静に「ちょっと使いすぎかな」と思うことができます。
動画でフォームを確認するのと同じで、数字も「見て理解する」ことで腑に落ちる。
指摘より、事実。ですね。
自分で確かめてみましょう
「自分で見て確認できる状態」になると、前へ進むスピードは一気に変わります。
子どもの跳び箱も、大人の仕事も、
「人から言われる」より「自分で確かめる」ほうが進みやすい。
少し勇気はいりますが、いまの自分を外側から見る機会を作ってみると、意外なほどあっさり次へいけるかもしれません。
【姉妹日記】
冬らしくなり、朝布団から出てこない姉妹(と私)。暖かい布団は冬の楽しみの一つです(^^)
布団効果か冬眠か、夜も寝入りは早くなりました。
跳び箱は跳び方によって得意不得意があり、長女は友人と教え合いをしています。
動画撮影に指名されて嬉しかったとも。
次女のクラスは今日も半数以上がお休みでした。まだまだ油断できません。
