【仕事観】物質的な対価か内面的な満足感か

金銭報酬は量的

これまで報酬といえば、物的的なものが主流でした。給与、ボーナス、昇進など、金銭的な報酬や地位はわかりやすい評価になります。これらは量的に測ることができるので、達成感や成功体験を感じやすいです。

たとえば、給料が増えたり、ボーナスが支給されたりすると、「がんばった!」という実感も得やすいですよね。昇進も同じように。

でも、なんだかもやもやすることも。「給料はイヤなことをした報酬」という言葉を聞いたことがあります。お金のために、「実はやりたくないこと」をやっているような気がすることもありますよね。もちろんこれは言葉の意味を履き違えているかもしれませんが、そんな気持ちになってしまうこともあるのです。
お金をもらうために「いやなことを我慢してやる」という感覚が強くなると、長期的なモチベーションを維持するのは難しいかもしれません。

意味報酬とは

時代や価値観の変化と共に、仕事に求めるものが変わるのを感じています。最近、物質的な報酬だけでなく、意味報酬が注目されています。意味報酬とは、自己成長や社会貢献、仕事を通じた充実感・ワクワク感、仲間との連帯感など、金銭では測れない内面的な満足感のことです。

実は、私は今、NPO法人の活動に携わっていますが、そこで感じる充実感がまさに「意味報酬」にあたると思います。この活動を通じて、お金に関係なく、やりがいを感じることができています。やりたいことをやっている楽しさが、まさに意味報酬なのでしょうね。

物質的な報酬がなくても、やりがいを感じてワクワクしながら取り組んでいます。これが意味報酬の力ですね。持続的なモチベーションが湧いてくるのを感じています。意味報酬は金銭的な報酬にない強みかもしれません。

社会に貢献したい気持ちを行動にしたり、仲間と一緒になしとげたいものがあるというのが、多くの人のモチベーションになっているように感じています。

意味報酬を求める働き方

意味報酬を重視する働き方には、ひとりひとりに向き合える環境が向いています。大規模なサービス提供では、どうしても画一的な対応になりがちです。たとえば、量を重視したサービスでは、一人ひとりのニーズに対応できないかもしれません。

だからこそ、規模が小さめで、個々のニーズに合わせて向き合える環境が、意味報酬を得やすいのではないでしょうか。少人数であれば、パーソナライズされた対応ができますね。目の前のお客様に寄り添い仕事を進めることは、意味報酬を感じやすい働き方につながるでしょう。

 

「報酬」という意味では、金銭報酬も意味報酬もそれぞれ効果があります。
みなさんのモチベーションの源はどこにありますか。

【日記】
家族が寝静まってうちにワークアウトに。新緑きれいな城下町をウォーキングして、焼き立てベーカリーで仲間とカフェタイム。予定を確認しそれぞれ1日のスタートへ。帰宅後子どもたちとまた公園へ行きました。長女の自転車修理と次女の自転車特訓も。今日は相当がんばったので、足いたい〜ねむたい〜と。よくねてくれそうです。

【something new】
なノにわ
Boulangerie & Cafe Sunny Side

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