1年間の振り返りとして、スライドショーをつくることになりました。
せっかくなので、ちょっと雰囲気のあるものにしたい。だけど、時間はかけすぎたくない。
そこで、いくつかのスライドショー作成ツールを使ってみることにしました。
いろいろあるなかで、今回試したのはこの3つです。
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Googleフォト
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Animoto(アニモト)
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Canva(キャンバ)
それぞれ、使ってみての感想を書いておこうと思います。
同じように迷っている方の参考になればうれしいです。
Googleフォト:とにかく早く作成するならこれ
スライドショー作成の話があったときに頭によぎったのが、「かつてのスライドショー作成」です。とにかく時間がかかるイメージです。
そんな依頼を受けてもいいのかと悩みつつ思いついたのがGoogleフォト。自動でスライドショーが作成できます。これなら、写真選びさえできれば、もう完成したものも同じです。
スマホやパソコンで写真をアップロードして、アルバムを作ると、
そのまま「スライドショー」として再生できるのです。とにかく手軽。
文字も音楽も入れられないけれど、撮影日順に写真が並ぶので、「時系列で見せたい」、「とりあえず一通り眺めたい」には十分です。
時間が限られる中で、とにかく「作成できたらいい」「誰かが担ってくれたらいい」ということなら、これで十分ではないでしょうか。文字は入れられないけど、写真を編集して文字を入れれば、テロップも入れられるかなと。
でも、家族で見返す分には十分だけど、1年の一度、みんなで集まってみるスライドショーとしては物足りなさも。
そこで、次のツールを使ってみることにしました。
Animoto:自動で「いい感じ」に仕上げてくれるAI
次に試したのは、Animoto。日本語表示がなく英語ベースの画面で少し迷う場面もあります。基本的な操作は直感的でわかりやすいです。
でも、凝りすぎないけど、文字入れや、順番入れ替えもできて、早く仕上げるには一番バランスが取れているサービスだと思いました。次回使うならこれかも。
最後に紹介するcanvaは使ったことがあったので、今回は見送りました。
Animotoは、写真を選んで、音楽を選んで、テーマを選ぶだけ。
それだけで、ちょっとドラマチックなスライドショー動画ができあがります。
完成したものを見たはじめの印象は、「スライドショーに「それらしい枠」をつけただけかも⋯」、です。
でも文字入れができるのと、1ページに複数の写真を表示できるのはGoogleフォトとの大きな違いです。
写真の順番も取り込んだ順に自動で並びますが、入れ替わってしまったら手動で直すことができます。
ちょっとしたイベントやスクリーン再生にはちょうどいいけれど、細かいカスタマイズはやや物足りないかもしれません。
そして、無料プランだと動画に「Animoto」のロゴが入るのも気になりますね。(けっこう大きめに入ります)
Canva:自分でこだわりたい人にぴったり
今回、最終的に私が選んだのはCanvaでした。
テンプレートの数は圧倒的です。文字や写真、動きのすべてが自由に編集できます。どんな雰囲気にしたいかが決まっていれば、canvaは満足度が高い選択肢になります。
1枚1枚、写真の順番を手で並び替えながら、スライドを作るのを楽しめます。
デメリットは「時間をかけてしまうこと」。まず、テンプレートが多すぎて選ぶのに時間がかかりました。
それが終わると次は、装飾とか演出とか選択肢が多いのです。
ただ作るだけじゃなく、振り返りながら作業を楽しむにはおすすめのツールですね。
もちろん、魅せたいスライドを作成する方にもおすすめできます。
まとめ:比較
項目 | Googleフォト | Animoto | Canva |
---|---|---|---|
文字入れ | 不可 | 字幕程度 (日本語フォント未対応?) |
自由に編集可 |
写真順番 | 自動 (撮影日順) |
手動で並べ替え可 | 手動で並べ替え可、配置可 |
有料/無料 | 無料 | 無料(ロゴ付き)/有料 | 無料/有料 |
テンプレートの有無 | なし | あり(英語) | あり(日本語対応多数) |
音楽(編集可否) | 不可 | 可(BGM選択・長さ調整) | 可(BGM差し替え・カットなど) |
言語 | 日本語対応 | 英語 | 日本語対応 |
ダウンロード可否 | 不可 | 可能(MP4で保存) | 可能(MP4またはプレゼン形式で保存) |
今回はCanvaにしてよかったなと思っています。少し時間はかかりましたが、楽しめました。
ツールはこれからもどんどん便利になっていくでしょうね。
【日記】
暑さで目覚めました。娘に挟まれ寝返りできず。
【姉妹日記】
長女はスカウト活動。次女は私と2人の時間を楽しみました。