【独立後】ひとり仕事に同僚を迎えるという選択

きっかけは「助かる」実感

ここ数日、少し仕事のお手伝いをしてもらう機会がありました。
採用活動といったら大げさでイメージは違いますが、アルバイトのようなことも考えています。

そもそも人にお願いすることを想定していませんでしたが、この数日で考えが変わりつつあります。
「助かる〜!」という嬉しさや充足感が想像以上に大きかったのです。

もちろん、事情をよくわかってくれている人にお願いしたからこそそう思えた部分はあるでしょう。常にそういう人にお願いできるとは限らない。それでも「やってみてもいいかもしれない」と思うきっかけになりました。

採用は大変、でもかけがえのないもの

開業して間もない頃、ある開業医の先生に言われたことがあります。
「採用は一番たいへんだけど、チームで作り上げるのはいいもんだよ」と。まるで私への「処方箋」のように!(笑)

当時の私は「一番たいへん」と「やりがいがある」がどう結びつくのかイメージができませんでした。けれど今になって少し理解できる気もします。独立のように、大変だけれどかけがえのないものを手にする感覚なのかなと。結局、やってみなければ分からないことがあるのだと思います。

人とのつながりが仕事を変える

オンラインが市民権を得た時代になりました。それでも人と人とのつながりから生まれる「エネルギー」の交換は、なくならないと感じます。

独立前から懸念していた引っかかりのひとつは、お客様や同業者とのやりとりはあっても「同僚とのやりとり」がなくなることでした。もちろんいいことばかりではないし、すべてはバランスです。けれど、同僚がいることで実務的に助かる以上のものがあるかもしれない。今回改めてそう思わされました。

「助かる」という実感は、単なる「仕事をやってくれて助かった」以上のものでした。これまで「自分ひとりでやるべき」と思い込みすぎていたのかもしれません。

採用は大変といいます。まだ人ごとのようにしか想像できませんが、でもそれを乗り越えて誰かと一緒に仕事をすることで得られるものは、また違った充実感になるのでしょう。

アルバイトでも、単発のサポートでも、「頼れる誰か」がいるだけで、仕事の景色は大きく変わる気がしています。結びつきを感じられる関係を作ること――それこそが、独立後の私にとって次の一歩だと思います。

 

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