がんばりすぎていないか。ひとつの身体感覚。

セーフ。

後輩や知人から税理士事務所での勤務状況の話を聞きながら、驚くことがあります。
私なら耐えられそうにもないような職場環境でがんばっていることを
さも大丈夫そうに話すのが気になりました。
(あるあるなので、、私も普通に聞いてしまうのですが⋯。)

ほんまに大丈夫なのかな、と思ったときに確認することについて。

身体は、判断の前に反応している

判断に迷うとき、
頭より先に身体が反応していることがあります。

緊張すると肩がこわばったり、
楽しいと自然に表情がゆるんだり、
無理を重ねると、なんか重たくなったり。

頭では「大丈夫」「割り切れる」「やれる」
そう思っていても、冷や汗が出たり、息が浅くなったりすることもあります。

身体の反応は、案外正直ですね。
いい反応のときはいいのですが、忙しいときほど、この感覚を無視しがちになります。

「考える時間がない」
「今は踏ん張りどき」
「立ち止まってられない」

そうやって見ないことにして。

見ないまま走っていた時期のこと

私もそうやって、
しんどい日々を見ないことにして走っていた時期がありました。

でも振り返ると、身体はずっとサインを出していたんですよね。
もっと早く気づいてあげれば、続けるにしても、やめるにしても、もう少し丁寧な選択ができた気がします。

振り返ってみると、
あのままでは長期的には心身の安全は危うかったと思うのです。

身体だけで決めない、でも無視もしない

もちろん、身体の感覚は万能ではありません。逃げたいときにも、ただ疲れているときにも、同じような反応は出ます。

だから身体だけで決めない。でも無視もしないためには、一度、自分の身体の反応を見てみる。

年末は、自分と向き合いやすい時期。
来年もがんばれるかどうか。
長期的に見て健全かどうか。

そんな視点で、身体の反応をひとつの判断材料にしてみるのも悪くないんじゃないかな、と思っています。

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