働き方を変え続けてきた私の記録⑥ 大学院両立の3つのミッション

大学院夏合宿(1泊)もありました。

大学院に通うと決めたとき、正直、何がどう大変なのか分かっていませんでした。
でも始まってみると、仕事・家庭・研究を同時に進めるためには、毎日が「ミッション」の連続でした。

ミッション① 授業の選択

大学院にも必須単位・選択単位があります。

入学前は「週2〜3日働くから、大学院は◯曜日と◯曜日にまとめよう」と考えていましたが、現実はそんなに甘くありません。

必須単位に加えて「この授業は取っておいたほうがいい」という科目があり、さらに同期との協力も考える必要がありました。

月曜に授業がまとまっていたのは助かりましたが、結局、1科目のために通学する曜日も。

よくよく考えると、週2日に授業をまとめたところで研究時間が取れないので、結局同じでした。

それでも「時間のやりくりを考える力」はかなり鍛えられた気がします。

ミッション② 情報を逃さない

当時の大学院の同期には、家庭や仕事を持っている人も多かったものの、授業の合間に研究室で情報収集できる“余裕のある人”が多かった印象です。

私はというと、仕事もあり、保育園のお迎えもあり、スケジュールは常に綱渡り。
研究室に長くいられる同期と比べて、情報量の差に焦ることもありました。

授業後に運よく先輩に会えて、貴重な話を聞けるタイミングもありましたが──

「お迎えが…!(!!)」と途中で抜けることもしばしば。

ダッシュで保育園に向かって、ヒヤッとしたこともあります。

それでも、両立のためには「情報」が命綱。同期や先輩とのつながりに本当に助けられました。

ミッション③ スケジューリングと切り替え

大学院に時間を割く一方で、仕事も手を抜くわけにはいきません。
それでも、同僚のサポートと、これまでの経験でなんとか乗り切りました。社歴が長く、決算にも慣れていたのは大きな助けでした。

基本は、月・水・木が大学院、火・金が仕事。

大学院の合間に出勤する日もありました。

困ったのは、月曜が祝日のときも授業があったこと。保育園は休みなので、まず長女を預けるところからスタート。

家庭・仕事・大学院のスケジュールをどう組み合わせるか、毎日がパズルのようでした。しんどいこともありましたが充実していました。前に進んでいる感じも嬉しかった。
留まる隙がない予定のおかげで、むしろうまく時間を使えたのかもしれません。

 

こうしてなんとか大学院生活がスタートしました。
振り返れば、毎日が綱渡り。でも、その中で「自分のリズム」を見つけられたことがよかったです。

 

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