働き方を変え続けてきた私の記録⑦ コロナ禍の復職と、走り続けた日々

自由奔放さに救われたりヒヤヒヤしたり。

コロナ禍突入と復職

大学院2年目から本格的にコロナ禍に突入しました。
大変な時期でしたが、リモート授業に救われた面もありました。なんとか大学院を修了し、無事に復職。

週2勤務のパートのような働き方だった私が、もう少ししたら有資格者として働けると思うと、嬉しかったのを覚えています。

復職は週3勤務から。第1子のときの教訓もあり、「無理なく続けられる範囲から」と考えていました。コロナ禍で先が読めなかったこともあり慎重でしたが、一方で産後の体調が前回とは違いとても良かったので、あまり心配はしていませんでした。

記憶にない日々と税理士登録

けれど、大変なことには変わりなく、この頃の働き方についてははあまり記憶にありません。

復職直後は、子どもの体調や仕事との調整で気を揉むものです。それに加えて、コロナ禍だったため登園制限や感染対策に神経をすり減らし、保育園や学校の閉鎖もありました。
家庭も職場も落ち着かない日々。復職直後に退職者の引き継ぎもあり、仕事でも負荷が高い時期でした。

それでも前を向けていたのは、年末の税理士登録を目標にしていたから。
登録面談も授与式もリモート。
多くの人が混乱の中にいたあの時期、私も例外ではありませんでした。

がんばれるとしても無理しない

いま振り返ると、希望や目標があることで人は想像以上にがんばれるのだと思います。
けれど、その「気持ち」だけで走り続けると、ある日ふと「なぜあんなに過酷な毎日を当然と思っていたんだろう」と思う日が来る。私もそうでした。

それでも、そのときできる最善を尽くしたという実感があるから、後悔はありません。

ただ、もし同じような状況にいる人がいるなら、がんばることも大切だけど、少しだけ冷静に、自分の今を見てみることもおすすめしたいですね。渦中にいるときは難しいのですが、立ち止まってみることができればその後もう少し楽に過ごせたのかなと思います。

 

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