寝かしつけて一緒に寝落ち。
男性の育休はそれほど多くない現実があります。
「男性育休白書2023」(積水ハウス㈱発行。47都道府県のパパママ9400人が調査対象。)によれば、男性の育休取得率は24.4%。
私が次女を出産した2019年の9.6%と比べると、この5年間で取得率は2.5倍に増加。
育休の取得日数は、平均23.4日。2019年は2.4日だったようです。
当時、夫の勤務先でも、男性で育休を取得したのは夫が初めてでした。
取得したのは本人の望み
育休を取得するにあたって、私が強く希望した、ということはありません。
希望して叶うものではなかったからです。
もともと仕事時間が長い夫は、長女が0才のときも23時帰宅が頻繁でした。
日付が変わることもあり、早めに帰ってきても22時。お休みは週に1日。
そんな状況で、お休みをしたり育休を取得できるとは考え難かったのです。
そういうことですから、育休を取得するというのは本人が決めました。
私は、あ、そうなんや!くらいにおもっていましたが、
もっと感謝(?)した方が夫は張り合いがあったかもしれませんね(笑)
子育てに参加するかどうか。このチャンスを逃さなかった夫に、
内心、いいね!とは思っていました。
育休を取得できたのは、シーズンオフだったからという事情もあります。
単身赴任から戻ってきてしばらくした頃でしたし、
多忙期だとむずかしかったかもしれませんが、それでも簡単ではなかったでしょうね。
夫の育休中にやってもらったこと
多忙期でなくても、夫は育休中、仕事をしていました。打ち合わせにでかける日も。
それは全然大丈夫でした。そういう働き方、たくさんあったらいいなと、思ったものです。
私にとっては、これまでと比べると、残業がないだけでも充分ですし、
日中にいることが珍しいことでした。
夫が育休中に担ってくれたのは色々あります。
・長女の保育園送迎
・お昼寝中の長女対応
・洗濯、掃除、買い物
・ミルク、おむつ替え、沐浴
・夜泣き対応
夫が、特に記憶に残っているのは夜泣き対応だそうです。
夜な夜なミルクを作ってのませる日々。
片手で抱っこし、もう片方でミルクをつくっていたことをよく話しています。
今思えば、抱っこせず泣かせておいてもよかったな、とも。(笑)
次女が全然寝付かず、夫が抱っこしながらあやして一緒に寝落ちするのは定番でした。ソファーで。冒頭の写真です。
育休取得のおかげで税理士になれたかも
育休取得は年末年始を挟んだ1か月でしたが、家族で過ごせた貴重な時間でした。
その後、復職しましたが、コロナの影響で自宅待機になり、また育休中のような生活が
続くことになりましたから、結果的に3か月ほど。
育休を取得したことで、子供と一緒にいる時間や関わりが多くなり、
次女は、長女の頃と比べて夫と距離が近くなりました。
幼い頃の長女と違ってパパと一緒でも眠れます。
私は長女のときよりはるかに体力的に回復も早く、
修士論文執筆を進めることができました。
夫が育休を取得したことが税理士になる後押しになったといえます。
もし夫の育休がかなわなくても他の方法も模索したでしょうけれど、
我が子のことですし、親であるパートナーがいちばんです。
夫は仕事の調整に苦心したと思いますが、
今は上司として後輩男性の育休取得を後押しする立場になっています。
ただ、後押ししても取得しない人もいるのだとか。
評価に悪影響がある、などと考えてしまうのかもしれません。
私は、何かを成し遂げられたから良かったということではなく、
貴重な新生児期の思い出として、よい時間だったと思っています。
お世話が大変な頃の思い出も、嬉しい記憶として残るのが何よりです。
男性の方々にも、育休をもっと身近に考えていただきたいなと思い、ご紹介しました。
みなさんも是非、お子さんとたくさんの時間を過ごす作戦を練ってくださいね。
男性育休を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
独立前の方でしたら、育休だけでは足りない!もっと子供と過ごしたい!と独立への強い後押しになるきっかけになるかもしれません。
【日記】
次女の誘いを断りました。ごはんたべたいからと。
「ごはんたべたら、〇〇ちゃんあそぼ〜ってやちゃちく(やさしく)いってね」と
荒手の誘い方。「わかった」というと小躍りして喜んでいました。断れないやん。
ブログ執筆中、鼻血が止まらず起きてしまった長女。つられて起きて泣き出す次女。
学級閉鎖も迫っています(学年で残ったのは長女のクラスだけ)し、体調が気になる季節です。