節税の場合の「出口戦略」
税金の話。
節税の話になるとよく出てくるのが、「課税の繰り延べ」という考え方です。
今期の節税効果はあっても、将来的に課税されることで、トータルでは節税効果がないというもの。
よくあるのが、保険を使った節税。支払い時には保険料が費用になっても、解約時には収入になる。
結局は課税されるうえに、タイミングによっては払い損になることもあります。
だから「出口戦略」が大事だと言われます。
出口戦略とは、最終的にどうするかを考えて実行すること。「とにかく入ってみよう」「やってみよう」という勢いだけでは、あとで「思った効果が得られなかった」「損をした」と感じることにもつながります。
「出口戦略」は税金だけではない
さて、税金の話をしておきながらですが、
この「出口戦略」って、いろんな場面に通じる考え方だと思うんです。
たとえば、今の季節。運動会シーズン。
写真をたくさん撮りますよね。でも、そのまま整理しきれずに放置していませんか?
撮って満足、ももちろんありですが、写真には「旬」があります。
撮った直後がいちばん楽しい。
その時の気持ちをいちばん鮮明に思い出せるのは、今この瞬間なんです。感情の温度が高いうちに見ることで、写真から記憶が立ち上がってくる。
数年前の写真を見返しても、たしかにかわいいけれど、
当時の気持ちは少し思い出しにくくなっているはずです。
思い出にも「賞味期限」があるのかもしれませんね。
「出口」はすぐそこに
写真を撮って保存しておくのもいいけれど、
楽しい写真は「すぐに見返す」のがいちばん。
そのときの空気や感情ごと味わえる、最高の「出口」です。
思い出にも、ちゃんと旬があるのかもしれませんね。
その瞬間まで、大事に味わっていきましょう。
(なかなかタイムリーにいかないものですけどね。)
【姉妹日記】
昨晩3時台に「もう起きよう」と次女から声かけがあり、何度も断りましたが屈しました。怖かったようで。
体調不良のときに悪い夢をみがちです。風邪が流行りだしたので気をつけたいですね。