
集中できる・できないの波
勤務時代から感じていた「集中の波」。
「今日はいける」「今はいい感じ」「今日はあんまり」「今は全然だめ」。そんな波を日々感じてきました。
朝から一日中「今日はだめだろうな」という日もありました。出社していても何も進まず、「自分は何をやっているんだろう」と思ったことも。残業が続いて集中力が保てない日々を過ごしながら、「なんて非効率的な働き方なんだろう」と思っていました。
独立しても、集中力の波はあります。集中できる時間帯や、いまいちな時間帯もあります。
同じ自分なのに、結果がまるで違う。
これは「やる気」ではなく「波」の問題です。
自分の波を知らずに、他人のリズムや理想の過ごし方に合わせてしまうと、心身ともにすり減ってしまいます。
集中の波は「時間帯」ではなく「条件」で決まる
朝型・夜型というよりも、「どういう状況でスイッチが入るか」が大事です。
たとえば私の場合は、
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雑音の少ない時間帯(早朝・夜)
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頭が整理された後(運動や家事の直後)
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気持ちに締め切りがあるとき(予定前・出発前)
このようなときに集中しやすいと気づきました。
さらに、栄養が満たされているときは集中力がより安定します。
「波を読む」とは、自分の集中条件を把握することです。
集中条件を満たす時間帯がいつも同じであることもありますが、「時間帯」そのものが集中力を決めるわけではなさそうです。
波を読むための観察
① 集中は突然ではなく、「流れの中」で起こります。
集中できたとき、その直前に何をしていたかをメモしてみましょう。
私の場合、「何を食べていたか」も大事な情報です。
②「時間帯」よりも「気分やテンション」を見る。
朝でも夜でも、気持ちが重いと集中できません。
気持ちをリセットするきっかけは、私の場合「書く・話す・歩くこと」。読書も効果があります。
独立してからは特に、「対面で話すこと」も気持ちを動かす大事な場面のひとつです。
③「波の谷」に気づく。
テンション高く取り組めるときもあれば、その反対もあります。
「対面」のあとなど、すっと気持ちが落ち着いたり、疲れを感じることもあります。
そうしたタイミングをつかんで、「谷」には簡単に取り組める作業を置くようにしています。
波を読んで自分を理解する。
誰かが決めた理想の働き方を追うのではなく、自分の波を知る。自分を活かし使いこなす。
そんな働き方を目指していきたいですね。
【姉妹日記】
「ママはどうしてママらしくいられるの?」次女らしいクイズのような問いかけ。
「〇〇は〇〇らしくいられないの。」「今日は〇〇らしくテキパキできたけど、いつもできないの。」
うまくできない自分がもどかしいようでした。おねえちゃんと比べてしまうのもあって。
