
女性の生き方についての価値観が移ろいでいくのを感じています。
十数年前、私が結婚した頃は、まだ専業主婦という選択肢も一般的だった。
ひとまわり年下の世代の仕事を辞めていく同僚もたくさん見送っててきた。
けど、今は共働きが多いらしい。
女性が専業主婦になったりパートしたり、年収の壁を気にしたりして働く。
「どれくらい仕事するか」というふうに、
税金も含めて、収入などの「損得の文脈」で話されることも多い。
たしかに必要に迫られる大事なことなんだけど、働くことについては、思うところがある。
私自身も、仮に経済的に働く必要がなかったとしても、
人生に仕事は必要だったと振り返っている。
育休から復帰したときには、「生き生きしてる」と言われたことも。
「損得」を超えて、社会の中で、持ちつ持たれつ、できることで役立つこと、
それは大きなやりがいなんだろうな。そこに自分の居場所があることの充実感は
なかなか語られないけれどとてもいい。
どこで自分が役にたてるか、居場所をもてるかというのも
もっと狙って考えてもいいのではないかな。
報酬では語れない自分の居場所、生き生きできる場所、しんどいこともあるけど人の役にたつような場所。そうなるように、場所を育てていけたら。
70を超えて働く大先輩から食事をごちそうになって、そういうことを考えた夜です。
