時間に追われる日々から学んだこと
娘が久しぶりに風邪をひきました。こころなしかしんどそうな姿を見て、心が少し揺れます。
次女が年長になってからというもの、体調不良の事態をどうスケジュールに組み込むかを意識しなければならない状況は減りました。以前は、風邪をひいたり、急な体調不良に振り回されたりして、どんなにスケジュールを組んでも無駄だと感じたことも多かったです。
けれど、「スケジュールを組んでも無駄!」と感じるほど 思うように進まなかったのに、
過去の自分を振り返ると、
時間がない中ででも、やらなければならないことをこなしていた(当社比)ように思うのです。そして、「あの時にできたこと(流れるような日々の中でも実現してきたこと)」は今の私にとっても大きな学びになっています。
その時にできたこと、今余裕ができたのにできなかったこと、その違いについて改めて整理してみます。
時間がなくてもできたこと、できた理由
当時、時間がほとんどない中であれもこれもこなしていたことは、「やるべきこと」を明確にしていたからだと思います。子どもが風邪をひいて病院に連れて行ったり、家事や育児に追われる日々の中でも、最も優先すべきことを明確にして、それに集中していました。
細かいことや、後回しにできることはどんどん後回しにして、全力で最優先事項に取り組んでいたからこそ、少しずつでも前進できたのだと思います。
特に「時間がない」状態でやったことは、必要最低限のことに絞り込んでいたので、無駄に考え込んだり悩んだりせずに、シンプルに行動できていました。
選択肢がない限られた状況で、何をやるのか。その選ばれしものは、自分にとっては特別大切なものだし、必然的に情熱を注げるものだったのだと思います。(ギリギリの状態でしたから、そうでないと力が湧かなかったでしょうね⋯)
それしかできない、悩まない、やらない選択肢を想像する余裕もない。これが時間がなくてもできた理由です。
時間ができてもできないこと、その理由と対策
今では少し時間に余裕ができ、自由に使える時間も増えました。しかし、ふと気づくと、その時間があっても、なぜか思うように進まないことが多いのです。読書をする時間、趣味の時間、仕事の準備をする時間…。これらは確かに増えたはずなのに、なぜか時間を満足に活用できていないことが多いんです。
その原因は、「やるべきこと」の優先順位が曖昧になってしまっているからだと感じます。自由な時間ができると、「やらなきゃいけないこと」を後回しにしても、すぐに取り返せると思ってしまうんですね。そうして、やるべきことが後手に回ってしまうことがあります。そのため、時間があっても効率よく動けない、無駄に時間が過ぎてしまうという結果になっているようです。
対策は、再び「優先順位をつける」こと。今一度、自分が何を最も重要視しているのかを明確にして、そのタスクを最初にするようにします。
「優先順位をつける」ということも、すでに悠長なことなのかもしれません。少し切羽詰まったような状況のほうが力を発揮できる理由は、前述の通りですね。
次女が風邪をひいて、過去の怒涛の日々と時間の過ごし方を振り返ってみました。
何を優先したいのかを一緒に再確認してみませんか。(次女に添い寝しつつ)
【日記】
朝ラン少しずつ負荷を増やしたいところですが、暑さが増して気候との勝負にもなってきつつあります。決算、打合せなど。
【姉妹日記】
最近毎日カラフルでにこにこ☺の絵を書いてくれる次女。飛行機の絵まで笑顔です。描くのがブームでお姉ちゃんが書く割り算の筆算や、4コママンガをまねします。
長女の4コマ漫画は私のお気に入り。長女の音読、4コママンガ、ダンスは私の癒やしです。今日は珍しく転んだと泣いて帰ってきました。そういうところはまだまだ子どもっぽいです。