大阪・関西万博の「夏パス」は、子供と一緒に何度も楽しめるチケットです。でも、いざ使う準備を始めると「子供の顔認証やID登録はどうする?」「親のIDでまとめて予約できないの?」と、思った以上にややこしい場面が出てきます。
本記事では、子供のID登録の流れ、顔認証のタイミング、親IDでまとめて予約するためのコツを整理しました。
「夏パス」使う前にたちはだかる小さなハードル
夏休みが始まりました。大阪市の子どもにプレゼントされた「大阪万博の夏パス」が、いよいよ使えるようになりました。これを使って子供と一緒に万博に行く準備を進めていたときのことです。
親のIDで全員分のチケットを登録すれば簡単だろうと思っていたのですが、「夏パス」や「通期パス」には顔認証が必要。いざ顔認証登録をしようとしたら「このIDでは子供の顔認証はできません」と表示されてしまいました。
調べてみると、5歳の子供でも「専用の万博ID」を作り、顔認証を登録しないと入場できないというルールがあることが判明。2人分の万博IDを新たに作成する必要があり、それぞれ管理も必要なのか⋯。入場直前に焦るようなことにならなくてよかったなと思いました。
「夏パス」「通期パス」登録には「顔認証」が必須
2025年大阪・関西万博の「夏パス」や「通期パス」を使うには、顔認証登録が必須です。しかも、チケットを使う来場者一人ひとりに万博IDを作成し、そのIDごとに顔認証を済ませる必要があります。親のIDで子どもたちのチケットをまとめて管理し、全員分の顔写真を登録することはできません。
つまり、子供用の「夏パス」を使いたければ、4歳の子供であっても(15歳以下が対象)「代理登録」という手順が必要。親が代理で子供用の万博IDを作成し、そこに夏パスを紐づけなければならないのです。
代理登録は、親の万博IDから行います。手順は以下の通りです。
ログイン > 「万博IDメニュー」 > 代理登録」>「代理登録」
子供それぞれのメールアドレスも必要ですが、Gmailのエイリアスを使うと新しいアドレスを作らなくてもOK。
エイリアスのやり方は簡単で、例えば
example@gmail.com → example+child@gmail.com
とするだけで、メールは元の example@gmail.com に届きます。
Outlook / Hotmail(@outlook.com, @hotmail.com)でもエイリアスを使うことができます。
なお、顔認証は、万博IDにログインしカメラで顔写真を登録するだけ。数分で完了します。しかし、登録した顔画像は、後から変更するのは手続きが面倒になります。
初回の顔認証登録は、3日前抽選申し込みの後がおすすめです。
一度顔認証を行うとチケットの受け渡しやID切り替えができなくなるからです。
顔認証後は親IDに戻せない
一度、子どもの万博IDで顔認証を登録すると、親IDにそのチケットを戻すことはできません。 これはシステムの仕様で、「チケットの受け渡し」は顔認証前のみ可能だからです。
パビリオン予約を親IDでまとめて行いたいと考える方も多いですが、顔認証後にIDを統合することは不可能です。
「顔認証前」は、子どもの夏パスも親IDでまとめて管理でき、抽選申し込みも一度で済みました。
しかし、「顔認証後」は、親IDにログインしただけでは「まとめて抽選申し込み」ができません。まとめて申し込みをしたい場合、子どもの「夏パス」を親IDに紐づけて予約しなければいけません。このひと手間が惜しいのです。
親IDと子供IDで同じパビリオン・同じ時間帯を予約する方法もありますが、どちらかだけ当選するという可能性もあります。
万博夏パスは便利ですが、使うまでには小さなハードルがあります。
事前に万博IDと顔認証の仕組みを理解しておくと、直前の混乱を防げます。計画的に登録を済ませて、スムーズで楽しい万博を過ごしてくださいね。
【日記】
朝からなわとび、その後お買い物(水風船求めて)。日陰で風があるのが救い。洗濯物は速乾。来週お休みをいただくので午後は仕事も。
【姉妹日記】
昨晩人生ゲームを開始する姉妹。次女の理解も進み以前より楽しそう。
今朝も人生ゲームから始まる朝。その後はなわとび。私の特訓で長女2重飛びをクリア。次女はまたぐ程度。私のまた3重飛びの感覚を取り戻します。
次女命名:おきあがりこぼし→おきあがりボウズ