【仕事術】がんばりすぎないための線引き

「ベスト」目指したらきびしい⋯目標は1パビリオン。@大阪万博2025

ベストを出し続ける

どこかで「自分のベストを出し続ける」ことを目指してしまっていませんか。
いいことなんですけど、違和感があることも。

「めいっぱいがんばれ」っていう言葉もある通り、「全力」、ときには「全力以上」を出すことが求められているように感じることがあります。昭和世代を過ごしてきたからかもしれません。

・時間の許すかぎりがんばれ
・妥協せずにがんばれ
・最後の力を振り絞ってがんばれ

そういうことに「美徳」を感じます。

極限ギリギリまでがんばって、自分が出せる「一番いい結果」を目指したい。
そういう場面も確かにありますが、日々の生活でそれを毎回求めるのは、少し違うかもしれません。

完璧主義

たぶん「完璧主義」につながる考えですよね。ベストを出し続けるというのは理論的には可能なのでしょうけれど。「理論的には可能なのに、それをできない自分が受け入れられない」というのは完璧主義じゃないのかな〜と。

現実は、「ベストを出せたら御の字」、「ベストを出せたらラッキー」ではないでしょうか。そんな「ベストを出すこと」を毎回求めるのはしんどい。

なので、一番よい結果(ベスト)ではないもう少し落ち着いたところに、ゴールを設定するのが、日々の連続した生活では大事なのではないでしょうか。

線を引く

この「しんどさ」への対策として、「線を引く」という考え方があります。

時間の線引、質の線引、人との線引など。

これ以上時間をかけない、という時間の線引、
これくらいで完成させる、という質の線引、
ここまでしか関わらない、という人との線引 など。

特に人との線引は、自分が疲れないために大事です。
求めていることを完全にわかり合うのも難しく、同じ方向を向くことさえ簡単ではありません。むしろ知れば知るほど「わかり合えなさ」に気づくこともあり、そんな現実にちょっと笑ってしまいそうになります。
相手のなかに同じ感性を見つけたら、それを大事にするくらいの加減がちょうどいいものです。完璧にわかり合うことを目指すと、そうでない部分が目につくだけです。

仕事も家事も生活もそうで、
全部思うように取り組みたい気持ちを横において、線をひきましょう。区切りをつけます。

時間で区切る→「〇〇まで」と決める
HP(ヒットポイント)で区切る→次の仕事に支障がないくらいの力で、再現できるくらいの労力で
加点方式で区切る→例:1点クリアしたらOK。たとえば親業。「子どもたちと1日1爆笑すればOK」など。

「ここまで」という達成ラインを「MAX」に設定せずに、自分で「線をひきましょう」。
「MAX」と「ここまで」の差は受け入れられるように割り切りましょう。

きっと穏やかに前に進むことができますよ。

 

【日記】
申請書類作成など。家電(スマホ)開通作業も。

【姉妹日記】
次女保育園休み。昨日はつらそうで「せっかく、ママと(二人っきりなのに)、遊びたかったのに⋯(泣)」。「ママ、怒ってるみたいに言ってごめんね(号泣)」と。体調悪く私に強くあたってしまったことに対して懺悔。ずいぶん「おとなびた」考えになりました。夜にはお腹すいたぁとプリンを。今日も大好物の揚げ物をしっかり食べていて一安心です。

長女は元気で「いってきます!」。「おやすみ!」の笑顔も眩しいです。珍しく帰宅後は家でくつろいでいました。

 

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