簿記・経理人の永遠のテーマ。電卓はSHARP派?CASIO派?

SHARPかCASIOか

電卓はどっち派?という論争が、簿記・経理実務者や税理士受験者の間であります。
「きのこたけのこ論争にも匹敵するほどの派閥争い」と言われるほどです。

ちなみに私はSHARP派で、今の電卓を30年間使っています。
きっかけは、その当時にお世話になった先生が勧めていたから。当時はCASIO派の存在も知りませんでした。
はじめての電卓を買うときに、「会計を始めるにはこういう(高い)電卓が必要なんやな〜」と、いただいた助言のままにSHARPの電卓を購入しました。

いろんな電卓がありますが、「静かに、早く、正確に打てる」のです。たぶん。
電卓検定もこの相棒と共にクリアしてきました。

SHARPとCASIO、どっちがいい?

SHARPとCASIOの大きな違いは、テンキーとクリアキーの位置です。
SHARPは、テンキーが一番左の列に寄っていて、クリアキーとの距離があります。
CASIOは、テンキーが左の列に寄っておらず、テンキー周辺に主要なキーが配列されています。

どちらがよいかというと、それぞれの言い分があります。私は指と数字(テンキー)が近いSHARPが好きです。でもCASIOの便利さもある。どちらが優れているわけではなくて、使い勝手は「慣れ」の部分は大きい。パソコンのキーボードの配列もそうですが、「操作慣れ」の部分は大きいなと。手が覚えているので。

ソフトウエアでもそうですね。会計ソフトも給与ソフトも色々ありますが、「使い慣れたもの」にインセンティブがあります。

絶対というものはなくて

結果的に、電卓論争は、受験勉強時代にどちらを使ったかで、その後の人生での「相棒」が決まります。
もちろん違和感がある人や、他の種類を試してみて変更する人もいます。

絶対いいというものはなくて、どちらも使う人もいます。
それぞれよい点、苦手とする点などあると思いますから、自分がいいなと思ったものを触って試してみればいいと思います。ずっと使い続けないといけないわけでもありません。

大事なのは「自分の手に合うかどうか」。道具は使い手との相性であり、時代や環境に応じて変わっていくものです。
あなたはどちら派ですか?

 

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