認知機能とは何なのか


いざという時の備え。

 

そもそも認知機能とは何なのでしょうか。

認知機能とは

認知機能とは、
「考える」、「判断する」、などの知的機能のことを言います。
見る、聞くなどの五感を通じて受け取った情報を、脳内で処理することで、
「世界を理解」したり、「行動を決定」するための、「あらゆる知的機能のこと」をいうようです。

私たちが日常的に行っている思考や判断、意思決定などのプロセス全てが
「認知機能」によるものといえるでしょう。

つまり、認知機能は、
「脳が受け取った情報を処理するための機能」のことを言うようです。
ChatGPTによると、認知機能には、以下のようなものがあります。

  • 学習:新しい情報を獲得し、記憶に留めること。
  • 記憶:過去に獲得した情報を保持し、取り出すこと。
  • 言語理解:言葉の意味や文法を理解すること。
  • 注意:情報の中から重要な情報を選択的に処理すること。
  • 思考:複雑な問題を解決するための思考能力。
  • 問題解決:問題を解決するために、情報を収集し、分析し、判断する能力。
  • 判断力:情報を評価し、適切な判断をする能力。
  • 決定力:複数の選択肢から最適な選択をする能力。
  • 空間認知:空間的な情報を処理する能力。
  • 時間認知:時間に関する情報を処理する能力。

しかし、一般的に認知機能という表現は、
主に認知症で障害がみられる脳の機能を表すものとして用いられるようです。

認知機能は年齢とともに低下する

認知機能は年齢とともに低下すると言われていますが、
60代頃からは低下の進行が加速するとも言われています。
高齢者の認知症の割合について以下のような情報がありました。

65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、
80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、
95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています

(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター ウェブサイトより。)

年齢とともに、脳の機能は徐々に低下すると言われていますが、
認知症が加齢によるものだとすると、整合性はとれています。

認知機能が衰えることを前提として

自分自身のためにも親世代のためにも
認知機能が著しく衰える前にしたいことがあります。

認知症には、「遂行機能障害」というものもあるそうですが、
これは、計画を立てて物事を行うことが難しくなることだそうです。

加齢が認知機能に関わっているという前提でのお話になりますが、
親世代は、子世代より、
何か行うこと、対策を練ることなどに時間がかかったり、
うまく判断できない状態かもしれません。
そして、認知機能の衰えを感じ、ストレスを受けているかもしれません。

「判断」や「決断」が認知機能というのならば、
今後どうすごしたいか、財産のことなどを不安に思っていても、
「能力として」私たちよりは難しい状況にあるかもしれません。

完全に相手の立場を想像することは難しいですが、
傾聴してみてはいかがでしょうか。
お気持ち、やりたいことを、財産やパスワードのことも。
大切な人と、色んなお話できるのはありがたいことですね。

ところで、認知症でよく聞く記憶障害には、
忘れやすいことと、比較的影響がないことがあるようです。

個人的な経験、思い出、出来事などのエピソードは忘れやすく、
一般的な知識・情報についての記憶である意味記憶は、衰えにくいそうです。

思い出話をたくさん話してみたり、これまでの感謝の気持ちも伝えましょう。

【日記】
・映画「Sing 2」鑑賞。歌場面をリピート。
・祖父母宅へ。
・「Sing 2」さながらのピアノ披露&アンコール20回。
・「黒ひげ危機一髪」で大盛り上がり。
・おままごと。「にんじんスープ下さい。」→「じゃがいもスープにしますね。」(??)

 

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