【会計】売掛金・未収入金/未払金・未払費用/仮払金・前払金の違いまとめ

それぞれの違い

会計処理をしていると、似たような勘定科目に「これってどっちだろう?」と迷うことがあります。
未払金と未払費用など、言葉が似ているものもあり、正しい使い分けがわからないと仕訳や決算で誤りにつながります。
この記事では、決算でよく混同されがちな勘定科目の違いについて取り上げてみました。

売掛金と未収入金

  • 売掛金:本業で発生した売上代金の未回収分
    例)商品を販売し、代金を後日回収予定
  • 未収入金:営業活動以外で発生した未回収分
    例)会社が使っていた車を売却したが代金がまだ未入金(※車販売業以外の場合)

※ポイントは「本業か、それ以外か」で区別することです。

未払金と未払費用

  • 未払金:金額が確定しているのにまだ払っていないお金
    例)12月分の給料(12/31締め → 翌年1/10支払)
  • 未払費用:発生はしているが金額が未確定の費用
    例)12月20日締めの給料 → 12/21〜31分は未払費用

※判断の基準は「金額が確定しているかどうか」です。

仮払金と前払金と前払費用

  • 仮払金:精算前の一時的なお金
    例)社員に出張旅費を前渡ししたとき
  • 前払金:契約の一部として先に支払った代金
    例)手付金や予約金
  • 前払費用:支払済みだが、まだ期間が到来していない費用
    例)12月1日に2年間分の保険料を一括払い → 翌期以降の分は前払費用

※見極め方は「精算待ち」「契約先払い」「期間按分」のどれに当てはまるか、です。

【まとめ】勘定科目の違い 早見表

区分 勘定科目 ポイント 具体例
売掛金 vs 未収入金 売掛金 本業の売上代金の未回収 商品販売代金
未収入金 営業外の未回収 車や備品の売却代金(非販売業の場合)
未払金 vs 未払費用 未払金 金額確定済みで未払い 12月分給料(12/31締め→1月支払)
未払費用 発生しているが金額未確定 12/21〜31の給料
仮払金 vs 前払金 vs 前払費用 仮払金 精算前の一時的なお金 出張旅費の前渡し
前払金 契約に基づく先払い 手付金・予約金
前払費用 払った費用のうち未到来期間分 保険料の翌期以降分

 

勘定科目の違いは単なる名称の問題ではなく、取引の性質をどう捉えるかに直結します。実務では「これは本業か?」「金額は確定しているか?」といった判断基準で考えると迷いが減ります。
ぜひ日々の処理で役立ててください。

 

【姉妹日記】
最高気温38℃の中、長女スカウト活動。「冷房を使わない夏の過ごし方」を体験。
次女はお休み。保育園のお友達に絵本を読んであげたエピソードが意外でした。

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