ごくごく。味わえる喜び。
胃カメラ検査が憂鬱でたまらなかった私がかき集めた情報と、
経験からあみ出した方法や、聞き取りによって得た情報をお伝えします。
麻酔が苦痛とは思わなかった
私にとって、胃カメラの最難関は、麻酔でした。
もしかすると、最難関にあげる人は少数派かもしれませんが、
激しく共感してくださる方もいらっしゃることでしょう。
初めて胃カメラを受けたときは、最難関は嘔吐反射だと思っていたのもあり、
麻酔の辛さをブログ等で目にすることもありませんでしたからなおさらでした。
聞いていれば心づもりはできたかもと思ったりしました。
はじめに、麻酔の施術自体は、痛いとかそういう辛さはありませんでした。
スプレーを吹きかけるタイプも、液体のタイプもそうだと思います。
液体の場合には、鼻に冷たいドロっとしたものが流れていく違和感はあります。
口の方に流れてきて不快ですが、それ自体は問題なかったです。
ただ、これが麻酔でなければ、です。麻酔がすぐ効いてきて、あっという間に
喉が腫れたような感覚になります。うまく飲み込めないような不快感。
ひどい喉風邪をひいたときよりも喉が腫れている感じです。
でも風邪じゃないし…。
喉が塞がるような感じがあり、ぼわ〜っとした感覚になることで、
「息がしにくいように感じる」ことが一番苦痛でした。
麻酔が効いてきた苦痛を和らげるコツ
不安を切り離す
胃カメラを受ける前にとにかくめちゃくちゃ憂鬱になっていましたが、
何に対して憂鬱なのかを一つ一つ切り離すことで少しは楽になりました。
私は、麻酔も胃カメラを通すのも、喉を通るのも、検査時間を耐えるのも
色々とひっくるめて憂鬱でしたし緊張していました。
ただ、よくよく考えると、麻酔が一番しんどいのだと気づきました。
全部しんどいよ!という場合には慰めにもなりませんが、
もし胃カメラを通すことは何とか我慢できる、ゲップは我慢できる、
と思えるならこの方法も効果ありです。
長く呼吸をする、肩を下げる
リラックスして受ける、というアドバイスがたくさんあるのですが、
自分で意識的にできることでもないんですよね。リラックスできないから困っていて…。
リラックスのために意識的にできることは、私の場合、呼吸と肩を下げることでした。
鼻で長く吸って、口から長く吐く。
これだけで、吸っている間中、吐いている間中は、落ち着くような気がします。息を長く、と考えることで、気をそらすこともできますし、呼吸も少しは安定します。ほんの少しの安定でよいではないでしょうか。
肩を下げることもとてもおすすめです。
緊張している時は肩が上がり気味な方には特に。
リラックスしますし、深く息を吐き出す姿勢にもつながります。
観念する
最後に、諦めましょう。まな板の上の鯉です。
麻酔をしてしまえば、その効果を消すことはできずどうしようもありません。
胃カメラを受けるのをやめてもやめなくても、この喉のぼわぁ〜っとした不快感は
時間が経つまでは消えません。
せっかくなので、観念して胃カメラを受けることにしましょう。
呼吸が苦しいように感じたら、酸素濃度計を付けていただくことになるでしょうから、
問題ある数値にならない限り、安心してもよいでしょう。
胃カメラの苦痛を和らげるコツ
胃カメラは、喉を通る時が一番しんどいそうです。
そこを通過すれば喜びましょう。
その他にかき集めた対策をあげてみます。
・ほっぺをまくらにくっつける
唾を飲み込みたくなると苦痛につながるからとのこと。
・唾は飲み込まない
むせるとしんどいので。
・タオルを強くにぎる、腕などをつねる
刺激を与えて他に意識を向けることは効果がありそう。
・うどんを鼻から入れると考える
他の方からお聞きしました。ちょっと固めのうどんでしょうか。
・目を開けて遠くをぼ〜っと見る。
目をつぶると、胃カメラに意識が向いてしまうそうです。
・オエってなっても良いと観念する
嘔吐反射やゲップが一切だめではなく、数回我慢できなくても検査はできます。
我慢した方が早くは終わりますが少しなら気にせずに。
・胃の検査ではゲップを我慢
とはいえ、胃カメラが胃に到達したときは、
検査を早く終えるために、我慢してもよいかもしれません。
・信頼する先生のところで検査を受ける
ご経験からか上手な先生というのはいらっしゃるようです。
私も上手な先生に検査していただいています。(他の先生は知りませんがそんな気がします。)
・看護師さんに背中をさすっていただく
言わずにさすってくださる看護師さんが多いようですが、そうでなければお願いしても良いかもしれません。
・鼻炎薬を服用
鼻炎薬を必要としていて、検査時も服用が認められている場合のお話です。
いつもより眠くなるタイプのものを服用すれば眠気により過敏にならずにすむかもしれないです。
胃カメラに対する情熱?が思いのほか溢れてしまいました。
私はさんざん怖がって挑みましたが、無事受けられてほっとしています。
恐怖から検査が遠のくのも避けたいので、来年も自らの記事を思い出してみます。
どなたかの健康のお役にたてますように。
【日記】
安藤忠雄さんとすれすれの距離ですれ違いました。「こども本の森」ありがとうございます!
金曜日。20度超えで日中汗をかくほどの暑さ。Apple Store。大学院時代の同期とカフェ。
長女と走りました。ハッピーセットを買って帰ってくるコース。
キティちゃん集めが始まってしまいました。パウパトVSキティ。なかなかの選択肢です。
次女にハッピーセットあるよ、というと
「よっちゃ〜(よっしゃ〜)」と。子供っぽい言葉を使うようになりました。
【次女睡眠日誌】
昨晩はよく寝ました!眠る前に30分くらい遊んだのがよかったかもしれません。