GRⅢの出番が少ない理由
GRⅢを手に入れたものの、思ったほど使えていない。
ミラーレス一眼を持ち歩く変わりにGRⅢをお供にすることが増えたのにも関わらず。一軍は変わらずiPhone。
理由はカバンにポンッと入れられるようになったから。
ミラーレス一眼は、カメラバッグに入れていて別持ちで取り出しやすかった。さっと取り出すというわけにはいかなかったけど。GRⅢは「つい」カバンに入れてしまう。カメラバッグがいらないのは最高!と満足してしまう。けれど、リュックを背負って子どもと一緒に歩いていると、後ろ手から取り出すのは難しい。
その一瞬の面倒で、手はiPhoneに手が伸びてしまう。
ストラップひとつで変わる快適さ
結局はちゃんとストラップを買おうね、ということだと思う。GRⅢに本来のスナップシューターとしての強みを発揮してもらうには、うまくスタンバイしてもらわなければ。
ポケットに入る手軽さはあるけど、子どもを連れているときは落下が怖くて気が抜けない。リングストラップもハンドストラップも付けてみたけれど、子どもと手をつなぐ生活にはどうも合わない。
子どものちょっとした動作に、私自身がスタンバイするためにも両手を自由にしておきたい。やっぱりネックストラップがベストかな。細いのは首に食い込むから、少し幅のあるストラップがいいし、2点吊りタイプだと安定してもっと気軽にカメラを構えられそう。
ひと手間がシャッターチャンスをつかむ
「もうひと手間がなければ本領が発揮できない」というのは、カメラに限らず、いろんなことに言えることだと思う。
ほんのわずかな準備や工夫で、ものごとは一気に動き出す。逆にそこを惜しめば、せっかくの道具も宝の持ち腐れになってしまう。ひと手間がかけられるかどうかって、ものすごい違いになるはず。
まずは、GRⅢ。ストラップを整えて「いつでも構えられる状態」にしておこうと。それだけで、撮れる写真の数も思い出も、ぐっと増えるのでしょうね。
【姉妹日記】
おばけパビリオン。パパと。