
最近、あらためて「人は状態で反応が変わる生きものなんだ」と感じた出来事がありました。
反応が強く出るときがある
娘たちがもっと幼い頃は、今よりずっと怒っていた気がします。
今思えば、あの頃の私は「余裕ゼロ」だったんでしょうね⋯。
でも最近は、ちょっと強めに話しただけで次女に悲しい顔をされるほどです。
そのような機会が減ったからでしょうか。
子どもが成長して、夜ぐっすり眠ってくれるようになり、私の睡眠不足はようやく解消されました。
これが本当に大きかった。しっかり眠るだけで、こんなにも心身が解放されるのかと驚くほどです。
でも性格が変わったわけではないはずで、ただ状態が整っただけなんですよね。
余裕がなく、キャパも少なく、ちょっとしたことで崩れてしまいそうな状態。
それが、私を「鬼ママ」にしていたんだと思います。
反応が強くなるのは「性格」ではなく「状態」
どうしても反応が強く出る日があります。
余裕がないとき、疲れているとき。
仕事でも同じですよね。
同じ出来事でも「今日は大丈夫」な日と、「今日は妙に引っかかる日」がある。健康なときは調整できることも、弱っているときは見過ごせなくなる。満腹だと許せるけど、空腹だとイライラすることも⋯。
人は、体調や環境によって反応の大きさが変わるものなんだなと実感します。
これは「性格」ではなく、ただのコンディションの問題。
自分の状態が乱れれば、反応も乱れる。とてもシンプルな構造です。
環境が整うと、反応の強さは自然と弱まる
反応が強く出ること自体をなくそうとすると苦しくなりますが、
「強く出ない環境」を整えることならできます。
たとえば、
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しっかり眠る
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判断を減らす
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ノイズを減らす
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余白の時間をつくる
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タスクを詰め込みすぎない
どれも小さなことだけれど、これだけで驚くほど「反応が穏やか」になります。
眠れるようになった私が、鬼ママから「ふつうの(?)ママ」に戻れたように。
自分をラクにする環境づくりは、まわりの人にやさしくいられるための土台にもなります。
だから、遠慮せずに、もっと自分にとって心地よい環境を、積極的に整えていきましょう。
(と、自分にも言ってみます。)
【姉妹日記】
子どもたちを連れて恩師に会いに。
帰りにいつもと違う街を楽しみました。よい一日だったと長女。眠くてたまらない次女。1万歩歩きました。
