【方向性】少しずつ試して、自分の基準を作る

どの道を行こうかな。全部行くと時間がかかる。

迷いを減らすために、方針を決める

日々の生活や仕事において、たくさんの選択肢があると、何を選べばよいのか迷ってしまうことがよくあります。実際私も独立後、多くの選択肢に囲まれています。しかし、目の前にあるすべてを「やるべきこと」として受け入れてしまうと、結局どれも中途半端になり、どこに力を入れるべきかがわからなくなってしまいます。

だからこそ、まずは自分なりの「方針」を決めることが大切だという考えに行き着きました。何かを選ぶということは、何かを捨てることですから、捨てる決断をしなければいけません。また、選択をしないことも、ひとつの決断です。決断は簡単ではないこともありますが、自分が大切にしたいことのために、他の選択肢を思い切って切り捨てることで、迷いなく進むための道が見えてくるのでしょう。

選ばないことを潔く決める

「これもやりたい」、「あれもやりたい」と思う気持ちは理解できます。何よりも私自身も、そう思ってきましたが、全てを受け入れることができるわけではありません。何かを選ぶためには、それ以外の可能性を捨てる勇気も必要だと感じています。
そのため、あえて「やらないこと」を決めることが、実は前進するためにとても重要な一歩となります。

その決断に(ほんとうに大丈夫かなと)不安を感じるかもしれませんが、自分の軸をしっかりと持つことで必要以上に悩まずに進むことができるようになります。
実はやりたくないことのために、なんとなく無理して続けるのではなく、自分の決めたことについて自分のペースで進めることが、心の余裕やパワーを生み出し、いいパフォーマンスにつながります。

少しずつ試して、自分の基準を作る

何かを選ぶときには、まず試してみることが大切だと思います。「やってみないとわからない」と言いますが、やってみて初めて見えてくることも多いです。
もし自分の基準がはっきりしない場合には、少しずつ試してみましょう。試すときは、最初から全力で取り組むことは避け、少しずつ試していくのがおすすめです。失敗したときのダメージが少なくて済むからです。

そして、もし自分に合わないと感じたら、早めに引き返す勇気も必要です。逆に、良い方向に進んでいると思えば、そのまま続けてみれば良いでしょう。私自身も、試してみて初めて「これはほんとうに自分に合わない!」と実感した経験があります。(なんでやってみたんやろう?)と思ったことも^^;
明らかに自分に合わないことさえも、やってみればさらに軸が固まります。私も自分の基準がしっかりと定まり、今後の選択に迷いがなくなりました。

経験から学んだ「絶対にやりたくないこと」「もう二度とやらない」という基準は、私にとって揺るぎない基準となり役立っています。自分の基準がはっきりすると、何を選び、何を避けるべきかが明確になります。

自分に合うものがわからない場合は、少しずつ試しながら自分の基準を作っていきましょう。

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