日本政策金融公庫の融資の入金先をネット銀行に指定できます

日本政策金融公庫の「融資の入金先」と「返済口座」の指定方法

日本政策金融公庫は、国が株式を保有する政府系金融機関で、民間の金融機関が行う金融を補完する役割を担っています。

業務内容は、融資などの支援業務を中心としており、預金業務は行っておりません。
そのため、日本政策金融公庫から融資を受けるときには、自分で入金先を決めなければなりません。

「融資の入金先」は、契約に関する書類に記入することになっています。このとき、口座確認のため、預金通帳の表紙と見開き1ページ目のコピーを提出しなければなりません。
後述の通り、ネット銀行の場合は別の取り扱いになりますが、まだ「通帳の表紙と見開きのコピー」が必要とデフォルトで書いてありますので、戸惑われる方もいらっしゃると思います。

また、「融資の返済口座(口座振替)」も、別途記入することになります。口座振替を行う金融機関の確認印を受けた「預金口座振替利用届」の提出が必要です。

 

2023年から返済の口座振替がネット銀行に対応

日本政策金融公庫の借入金の返済は口座振替によるものですが、これまでは、ネット銀行を指定することができませんでした。

しかし、GMOあおぞらネット銀行が口座振替を取り扱ったのを皮切りに、順次他のネット銀行でも日本政策金融公庫の融資金返済の口座振替ができるようになりました。
口座振替の取り扱いができると確認できたネット銀行は以下の通りです。

GMOあおぞらネット銀行
住信SBIネット銀行
PayPay銀行
楽天銀行

口座振替の申し込み方法は、上記と違い、金融機関窓口で「預金口座振替利用届」の確認印をもらう方法ではなく、ネットでの申し込みのようです。インターネットバンキングの画面からお手続きをするようですね。
詳しくは、各ネット銀行のサイトで確認してみましょう。

 

「融資の入金先」もネット銀行に指定できます

順番は前後しましたが、融資の入金先もネット銀行に指定できます。

こちらも、最近対応を始めたばかりのためか、契約に関する書類のご案内には、
融資金の送金先口座の「預金通帳のコピー」が必要だとしっかり記載があります。
ネット銀行は通帳がないので、提出できませんよね…。

しかし、ネット銀行への融資金の送金にも対応しています。
住信SBIネット銀行へは入金が可能だと確認できました。この場合は、預金通帳のコピーに代えて、銀行名、口座番号、口座名義名などが確認できる画面などを印刷して提出します。

住信SBIネット銀行以外にも、口座振替に対応しているネット銀行でしたら融資の入金先にできるのではないかと考えられます。

ご融資の入金先や、返済口座にネット銀行をご検討されている方は、日本政策金融公庫のご担当者の方にお問い合わせしてみてくださいね。

 

【日記】
雨で延期になった長女の遠足。朝からものすごい落ち込みよう。気を取り直せないままお弁当をもって学校へ。心配をよそに、楽しそうに帰ってきました。掛け算のひっ算ができたことを喜んでいて、掛け算の問題だして!と意気揚々。
次女は傘となぜかレインコートの袋だけを持ったまま保育園へ。起きるのは長女より遅いけど、さっと食べて出発するまでは短め。保育園到着後は数人のお友達に手を引っ張られてお部屋に入っていきました。「ひとりで遊んでても、みんなに遊ぼうっていわれる」と帰宅後にニヤニヤしながらこぼしていました。

【something new】
もち吉 コーンポタージュ味のせんべい
ある申し込み

 

 

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