
e-Taxで代理送信をする場合、税務代理権限証書を提出します。
提出方法は、大きく分けると2つあります。
・申告書本体に添付して送信する方法
・税務代理権限証書だけを単体で送信する方法
普段の実務では、申告書を作成し、税務代理権限証書も一緒に送ることが多いと思います。
この場合は、申告書等データに税務代理権限証書を添付して送信します。
「この申告について、この税理士が代理します」
という関係を、申告書と同時に示す形です。
一方で、税務代理権限証書は、申告書とは別に、単体で送ることもできます。
ただし、単体で送る場合は、先に申告書等を送信しておく必要があります。
そのうえで、税務代理権限証書に次の情報を入力します。
・先に送信した申告書等の受付番号
・納税者の利用者識別番号
つまり、単体送信は、
・先に申告書等を送信する
・受信通知で受付番号を確認する
・その受付番号を使って、税務代理権限証書をあとから送る
という流れです。
税務代理権限証書だけを単体で送るといっても、何にもひもづかないまま送るわけではありません。
先に送信した申告書等に、あとから税務代理権限証書をひもづけるイメージです。
また、代理受領を希望する場合には、もうひとつ注意点があります。
税務代理権限証書のみを単体で代理送信する場合は、
「代理人が複数ある場合における代表する代理人の定め」欄にチェックが必要です。
「代理人が複数ある場合」と書かれているので、関与税理士が1人なら関係ないように見えます。
でも、税務代理権限証書を単体で送り、代理受領を希望する場合には、この欄のチェックが必要とされています。
【まとめ】
◯申告書本体に添付して送る場合
・申告書等データと一緒に送信する
・申告書と税務代理権限証書の関係が分かりやすい
・通常の申告実務ではこの流れが多い
◯税務代理権限証書を単体で送る場合
・先に申告書等を送信する
・受信通知の受付番号を確認する
・税務代理権限証書に受付番号と納税者の利用者識別番号を入力する
・代理受領を希望する場合は、代表する代理人の定め欄のチェックにも注意する
e-Taxは、画面だけを追っていると分かりにくいことがあります。
税務代理権限証書を提出する場面で迷ったときは、まずこの2つの方法のどちらで進めているのかを確認するとよいでしょう。
