飼いたいって言われたけれど。「ザリガニのエサをあげる」というタスクは⋯。
「タスクを全部洗い出す」ことは簡単ではない
タスク管理でまず始めに取り掛かることとして、「タスクを全部洗い出す」という行程があります。
とは言ってもスケジュール帳やメモで管理していて、その他は記憶の中に入るくらいだから、簡単に書き出せるのでは?⋯というのは安易な考えで、これが結構大変です。
タスクを全部というと結構な量になります。そしてなかなか終わりません。
ぽつぽつと思い出すものもありますし、日々増えていくタスクもあります。(たとえば、制服の裾がほつれた、上履きがサイズアウトした、保育園への提出物、など。)
すぐに思い出せないからどうでもいい、ということでもなくて。
改めて記憶に頼ることの大変さを感じます。
「カテゴリ分け」で、切り分けと現状分析
タスクの内容は様々です。必要かどうかは状況にもよりますが、カテゴリ分けも推奨されています。役割が多いと、カテゴリが増えますが、タスクが整理されるのでおすすめです。
今は「仕事」のことをやる、夜は「家庭」のことをやる、というようにスケジューリングしやすくなります。また特定のカテゴリのタスクだけ山積みだったり、それぞれのバランスが見えてきます。
たとえば、100個のタスクがあったとして「全部できてない〜」と思う必要はありません。
たいていは特定のカテゴリにタスクが偏っています。
・家のことと仕事のことがいっぱいでしんどいのか
・全部が優先順位が高いわけではない
・学びは後回しになっているな
などをの現状を把握することで次に必要な行動を確認することができます。
「推定所要時間」で、現実を直視
タスクには「推定所要時間」ものせていきます。予定を組むための必要だからです。
当たり前のことですが、同じ1タスクでも、10分、30分、120分かかるものなど、それぞれですから、時間を算出することで、1週間、1日の予定を組むことができます。
所要時間の見積もりはなかなかうまくいかないんですけどね⋯。これは練習し続けることになりそうです。
タスクを細分化できると、1つのタスクが軽くなるので、「終わった!」という実感を得るためには有効です。
60分以上かかるタスクは特に、こまかくするとよいかもしれません。もう60分も集中が続かないよ!という前提で1タスクは60分以内に設定してもよいかもしれませんね。
そして、所要時間を計算すると⋯全部やるの神業やん!という現実を直視することに。
「このまま行くと、できるだけ早くやりたいと思っていた”押入れ中の段ボールの整理”も今月は、いや当分難しいかも」
ということに気が付きます。優先順位の問題がありますからね。「タスクとして削除してしまおう」という流れになります。やらないことを決めるんですね。
ほかにも、やりたいことのための時間は簡単に捻出できないこともわかります。時間の大切さを実感することになるでしょう。
そうなると、時間があるかないかの問題ではなく、それでもやりたいのかどうかが大事になります。「やってしまうしかない!」という判断につながるんですね。
タスク管理、まずは書き出して、現状分析からはじめてみましょう。発見がありますよ。
【日記】
面談、打合せ、研修。
【姉妹日記】
次女、食欲を取り戻し牛乳の減りも早い(笑)
長女は最近ものすごい勢いで夏休みの宿題をやっています(タブレット、先にやっても◎)。ついに今日「もう終わった!」と。夏休みの宿題を早く終わらせたい気持ちが伝わります。