馴染みの関係になれたら楽しい

昔から馴染みのあるもの。

担当者 変わる問題

「また担当変わるの。」
「担当が変わらないで欲しい。」
「長く担当してくれる人にお願いしたい。」

税理士事務所に勤務されている方なら言われたことがあるかもしれません。

私は、「(担当変わるの嫌だから)結婚出産しないでね。」
と言われたこともあります・・・。入社してすぐ、引き継ぎのご挨拶に行った先で。

そのようなことを担当者に言うことの是非はともかく、
その時期に担当者の変更が頻繁にあったし、それは困る、ということなのでしょう。

長いお付き合いだからこそ

担当が変わると、「初めまして」からのお付き合いになります。
同じ税理士事務所でずっとお願いしていても、
担当者が変わると、税理士事務所の変更に近い状態になることもあります。

残念ながら、引き継ぎはあってないようなこともあるからです。
引き継ぎといっても「資料を見ておいて」、というだけのことも。
仮に事務所内でみっちり引き継ぎがあったとしても、関係性は一から作ることになります。

お客様からすれば、
「また一から説明しないといけない」、
「前提やこれまでのことを話さないといけない」、
「信頼関係を一から作っていかないといけない」、
ということで困ることや面倒なことがあると思います。

逆に、長くお付き合いすればわかることがたくさんあります。
社長や経理の方について、税金に対する考え、経理体制、業務スケジュール、
導入の経緯、今度の展望など。
何を望んでいるのかを知っているのは、お役に立つうえでプラス面になります。

何より、関係性ができている方とのお仕事は楽しむことができます。
ありがたいことですが、お客様もそう思ってくださっているように感じることもあります。

静止摩擦力がかからない

さて、「静止摩擦力」という言葉に馴染みがあるでしょうか。
動き出すと軽くなるあれです。置いている物を動かす時にかかる、摩擦力で、
重くてなかなか動かないと思えた物も、一度動き始めると軽く感じます。

このように、物体が動き出す前と動き出した後では摩擦力の大きさが違いますが、
動き出す前の摩擦力が「静止摩擦力」です。
動き出すと摩擦力は小さくなるのです。

これと同じように、関係性ができ始めると、スムーズに事を運ぶことができると感じています。
最初は静止摩擦力がかかって、把握することが多かったり、手間がかかったりします。
担当者が変わるということは、動き出したものが止まってしまい、
また静止摩擦力がかかってしまうような感じではないでしょうか。
また動きだして「軽く」なるまで手間も時間もかかりそうですよね。

静止摩擦力がかからないことを望む方は、
担当者が変わることがないひとり税理士事務所がおすすめかもしれません。

【日記】
長女、下校日ではりきりモードです。モップ掛け(ワイパー)と夕飯作りをしてくれました。
肉野菜炒めとチヂミ。おいしかった!ごちそうさま。
次女は、きちんと座って自分で食べる練習です。
「たべちゃちぇて~、ちっちゃくちて~」とまだ甘えています。
夜泣きが激しいと体調悪いこともあります。風邪がはやっているので要注意です。

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