うまい棒(?)を55円で売る

うまい棒に似たコーンスナック。

今、うまい棒は12円です。

昔から馴染みのある駄菓子のうまい棒
昔は10円でしたが、2022年4月より12円になっています。
発売以来42年間10円を維持していましたが、このたび値上げになったそうです。

値上げ前までは原価は7円くらいだと言われていましたが、
昨今の状況で、原価が上がり、値上げを避けることができなかったのかもしれません。

原価を7円だと想定して利益を算出してみます。

【値上げ前】
売値10円 原価7円 利益3円 利益率3割

利益率を維持すると仮定して

【値上げ後】
売値12円 原価8.5円 利益3.5円 利益率約3割

といったところでしょうか。あくまでも想定ですがそれほど外れていないかもしれません。
うまい棒は穴の大きさを小さくすることで原価を調整してきたとも言われていますし。

スナック菓子 20本1100円/@55円

さて、今回手に入れたスナック菓子。20本1100円です。
うまい棒に似ています。
コーンポタージュ味とオニオン味というネーミングも、うまい棒にもあるラインナップです。

1本当たり55円になるわけですが、私はこれを買いました。理由は色々あります。

  • ディズニーランドのお土産。という付加価値。
  • ディズニーランド40周年限定。
  • パッケージが好み。
  • 数(20本)が配るのにちょうどよかった。
  • 軽い。持ち帰りやすい。
  • 甘くないお菓子が欲しかった。
  • 予算内。
  • 話題性、ネタ。

違いを出すことで設定価格のupはできる

購入の決め手は、食べ物など「そのもの」の価値だけとは限りませんよね。

  • 今しか手に入らないから
  • 今だけ安いから
  • おすすめされたから
  • 目につく場所に展示されていたから
  • メディアで見ていたから
  • 今すぐ欲しかったから(探せば安いのもあるけれど)
  • ネタになるから
  • 試してみたかったから(経験になるから)
  • 上、中、下の3パターンの内、「中」だったから。(真ん中選びがち)
  • なんとなく

この中には、マーケティング論では一般的に言われている内容もありますが、
そういった座学をしなくても、日々の生活の中から売り方のヒントを見つけることもできます。

このコーンスナックの場合、仮に原価が少し高めで11円だったとすると、利益率は8割です。
食べるだけ、安いだけ、多いだけ、の商品の提供を考えるのではなく
どんなニーズがあるかを考えて提供してみましょう。

それを必要としている人には、値段は多少高くても響くかもしれません。
(今回は、「数がちょうどよい」(20本入り)、「甘くない」、「軽い」お菓子ということで
選ばれました。)

思っていたより良かった、という点もあれば、なお嬉しいですよね。
このスナック菓子はミッキーの形でした!
味も、うまい棒と少し違っています。あっさりして食べやすく、とても好みでしたよ!

商品の価格帯を3種類くらい設定する。
限定してみる。
露出を増やしてみる。
おすすめしてみる。
目につくところにかかげておく。

といったことはマネできるのかなと感じました。

【日記】
次女、最近チャクラにお気に入りを取り込んでます。
取り込む(?)対象を人差し指で指したあと、その指を自分のおでこにあてて「ぷち」。
「ぷち」とは何なのかな。色を取り込んだり。絵本の登場人物を取り込んだり。
おでこに「いっぱいあるよ」、と言っていますが、二次元おでこなのでしょうか。

次女がコロッケが好きすぎるので、どっきが好きと聞いてみました。
コロッケとパパどっちが好き?「コロッケ」
コロッケとママどっちが好き?「ママ」

それを聞いて長女は、自分ならすぐ「パパ!」と言うわ、と。
質問を変えてみました。
宝石とママどっちが好き?「悩む・・・。ママ!」
・・・もっと自分を磨きます。

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