いちど形になるまでやってみたら、そのあとは楽にできるようになります。

初めての陶芸。形つくり。2013年9月。

独立後は、新しいことへの挑戦の連続です。初めてのことは、なかなかスムーズに進まないこともあるでしょう。しかし、諦めずに形になるまで続けていくと、その先に楽しみがみえてきます。
独立とは、慣れた仕事だけをこなす日々とは大きく異なります。 そこにこそ、独立の醍醐味があるのかもしれません。初めてのことに挑戦し、形になるまで、あらゆる方法を試してみましょう。無理なく続けられるようになるまで、また、自分の中で明確なイメージが持てるようになるまで、根気強く取り組んでみましょう。

独立は新しいことに取り組むこと

独立して自分の道を歩み始めると、そこには新しいことばかりが待っています。会社の名前を決めることから、複雑な手続き、お金のこと、人とのかかわり、そして常に進化し続ける技術への対応まで、慣れないことばかりで、最初は戸惑うかもしれません。

具体的には、
会社名・屋号の決定、会社設立手続き、事務所選び、内装デザイン、事務機器選定、電話回線契約、通信環境構築、決済代行サービス選定、クレジットカード決済導入、業者、事業計画、事業の許認可、会計ソフト選定、経理、税務、面接、雇用、給与計算、社会保険、金融機関とのお付き合い、資金調達、資金繰り、営業活動、名刺の作成、ウェブサイトの作成、SNS、マーケティング、来客対応、請求業務、資金回収業務、支払管理、多くのDM・営業電話の対応、情報収集、交流会、スケジュール管理、体調管理、新しいサービス・商品の導入、など。

この中には、得意不得意、好き嫌いもあるでしょう。
しかし、苦手であっても、初めてのことに向き合うのは意外と楽しいものです。
サポートを受けながら自分で行うか、外注するかを選ぶこともできます。

独立は、形になるまで行動し続けること

例えば、事業を始めると、経理や税金の計算は避けて通れません。自分でやるか、専門家に任せるか、どちらかを選ぶことになります。
本業に集中したい、あるいは自分の得意分野に注力したいという理由から、外部に委託するのも良い選択です。

しかし、もし自分でやってみようと決めたなら、「形になるまで」やり遂げてみましょう。最初は戸惑うかもしれませんが、できるようになると「なんだ、こんなものか」と感じるはずです。以前はなぜ難しいと思っていたのか、不思議に思うくらい自然にこなせるようになるでしょう。

私自身、ハンコ一つ注文することや、名刺一枚作ることにさえ、最初は負担を感じました。未経験のことは、具体的にイメージしづらいものです。フォントを選ぶだけでも時間がかかり、労力を費やしました。

しかし、一度経験すれば、二度目からはきっと気負わずにできるようになるでしょう。

 

「イメージの世界」

新しいことを経験すると、それを具体的にイメージできるようになります。次に同じことをするとき、初めてのときとは全く違う感覚を持つのは、まさにこの「イメージできる」という点にあります。

例えば、初めてのウルトラウォーキングの体験談を例にとってみます。どれくらい体力を消耗するのか、水分補給はできるのか、道の険しさ、休憩場所の有無、服装や装備、夜道の注意点、怪我をした場合の対処法など、全く想像がつきませんでした。経験者のアドバイスを参考に準備を進めても、やはり不安やプレッシャーは拭えません。

しかし、一度経験することで、その不安やプレッシャーはなくなります。それは、具体的なイメージを持てるようになったからです。(もちろん、初めての時の新鮮な気持ちを味わえないのは少し残念ですが。)

 

おわりに:まずはやってみましょう

もうすぐ10月ですね。年末が近づくと何かと慌ただしくなりますので、今のうちに準備を始めましょう。特に経理処理などは、初めての方には難しく感じるかもしれません。それでも、まずはやってみることが大切です。やっていくうちに、だんだんとイメージが掴めてくるはずです。私たち税理士も全力でサポートしますので、一緒に取り組んでみましょう!

【日記】
訪問。決算打ち合わせなど。補助金事務も。
休日明けはお仕事をするのが楽しみです。早くお仕事したくて子供たちを早めに送り出し、午前中集中して取り組みました。
次女は、「徒歩でお迎えに来て!家までの帰り道を教えるから。」というので従い、帰路はお任せしました。
いつもの道を通らずでしたが、無事帰宅できました。
長女とは今日も夕飯つくりを。「初めての」ぶりの照り焼き。作ってみると、「思ってたより簡単やったわ!」と言っていました(^^)

【something new】
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