
当たり前は、いつの間にか変わっていく
時代とともに、当たり前は変わっていきます。
私が社会人になったころは、名刺にメールアドレスを載せていない人も多かったです。
でもいつの間にか、それが当たり前になって。そして今は、メールアドレスよりもチャットIDやSNSでやりとりするのが普通になってきました。
Webサイトも同じですね。以前は「ショップも自社サイトがあるべき」だと言われていたのに、
今はSNSやポータルページだけで完結するショップもたくさんあります。
電話番号を載せないという選択
電話番号も、少しずつ「載せないのが当たり前」になっていくのかもしれません。
私自身、電話番号を載せていない名刺を持っています。
営業電話が苦手というのもありますが、「自分にとって本当に必要な連絡」に集中したいと思ったから。
このやり方で困ることはほとんどなくて、
むしろ、ご連絡くださる方は、調べて、意図をもって連絡してくださる。
そういう方ばかりになりました。
電話番号がなくても、メールで。メールがわからなければ、お問い合わせフォームやお手紙で。
そんなふうに、ご連絡をくださる方は必ず何らかの形で見つけてくださいます。
そしてそういうご連絡は、本当にうれしいものです。数ではなく、濃いつながりになります。
当たり前を手放すと、軽くなる
仕事の仕方も同じかもしれません。
「昔からこうしている」というやり方を一度手放してみると、軽くなる仕事があります。
仕事の見直しは、「本当にこれは必要?」と一度問い直すところからだと思っています。
「当たり前」を一度手放すと、残るものがあります。
それは、数ではなくて、ちゃんと届くご縁なのかもしれません。
