経理は、自分のペースで回していい

経理にも、事業に合ったペースがある

自分自身が独立して、より感じるようになったことがあります。
それは、経理の仕事には、優先順位とペースがあるということです。

状況にもよりますが、本業の活動が忙しいときに、経理ばかりを優先する必要はありません。
今すぐ取り組まなくてもいいこともあります。
でも、遅すぎてもよくない。業績が頭に入っていない状態が続くのもよくないし、
「経理、ためてしまっているな」と思いながら過ごすのも、あまりよくありません。

なので、お客様に 「今はまだ大丈夫です。急ぎません」 とお伝えすることがあります。

でも、「いつやるか」は決めておく

ただ、私の場合、「業績を確認したいので、○月をめどに進めましょう」 と、その先の目安も一緒に決めます。

実際に進めていくと、見える景色も変わってきます。
数字が見えてくると、新しい疑問も出てきます。「これはどう処理すればいいんだろう」 という経理上の疑問もあれば、 「思っていたよりこうなっているな」 という経営上の気づきもあります。
そうやって、一つ進むと、次に進むべきところが見えてきます。

「ほんとうは、都度やっていければいいんですけどね」 そうおっしゃる方もいます。
私もそう思います。

だからこそ、そこに近づけるために、一緒に考えます。
「次回の訪問までに、ここまでやっておきましょう」と決めることもありますし、
打ち合わせの時間を、まるまる経理事務を進める時間にすることもあります。
スタートアップの方や、経理担当の方が変わったときなどは、特にそういう場面があります。

全部を一度に整えようとすると慌ただしく感じてしまいます。
税務や申告など、期限のあるものはもちろん意識しながら、その時々で必要なところから進めていく。 そうやって、ご自身で無理のないペースをつかんでいっていただければと思っています。

ご自身で回せるように

数字を把握することは、経営にとって必要なことですから、
ご自身で回せるようになるペースを作っていただきたい。

そのために、
「今はここまでで大丈夫」、「次はここまで進めましょう」。
事業のステージによっては、税理士はペースメーカーとしての役割もあるのかなと思っています。

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