顧問契約の時間、何に使っているか

顧問契約というのは、実は時間制ではありません。とはいえ、実際にかける時間を大きく変えているわけでもなく、おおよその目安時間は決めています。

契約の中で明確に約束されているのは「税務申告」という1点だけです。
では、その時間を何に使っているのか。今日はそんな話を。

会計を整える時間

もし顧問先が経理を自社で行っているなら、まずその会計のチェックをしっかり行います。

ここには多くの時間が必要になることもあります。 それでも丁寧に整えていく価値は十分にあります。会計がきれいに整っていると、その先の話がしやすくなるからです。

それに、使っているのは時間だけではありません。思考力も使っています。 入力ミスの修正や不明点の確認が多いと、そこに思考力を使い切ってしまい、その先を考える余力が残らなくなってしまいます。

数字の裏付けがあるからこそ、今後の予測や展望の話ができる。税務以外の経営や補助金などの話なども同じです。土台がしっかりしているからこそ、次の一手が見えます。

税務からどんどん遠ざかる時間

必要な業務の話が一通り済むと、よもやま話に花が咲きます。 気づけば税務の話からはどんどん遠ざかっていく(笑)

「こういうアプリを使っていて」といった話や、イベントの話、ご家族の話。 そんな雑談の時間が、実はとても好きです。

きっとAI時代には、こういう時間こそが必要とされるのだろうなと思います。
「求められる」なんて言葉を使うと少し堅苦しい。 きっと、こういう時間は単純に楽しいんだと思います。楽しいとなにかが生み出せるような気がしています。むしろ、パワーが生まれてもいい、と思っています。

人と人として会っていることが楽しい時間

そういう関係にどんどん近づいていくのが、この仕事の楽しみのひとつです。

長くお付き合いする中で、経理や事務まわりがどんどん整備されていく。 そうして生まれた余白の分だけ、話せることも増えていきます。

実は私は数字を整えながら、こうした時間を増やす未来を想像しています。
どうすれば業務の流れが整うかな、と考えていて。

税務顧問として使う時間が変わっていくのを、長い目線で楽しみにしながら取り組んでいるところです。

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