【働き方】「昼間に家にいる人〜✋️」に手を挙げられる働き方

「昼間に家にいる人?」

以前とある会合に参加したときのこと。
前に立つ方から、「昼間に家にいる人〜🙋」という質問があり印象に残りました。

その場にいたのは、大学生からシニア世代まで、性別もさまざま。私の目には、多くが就労世代に見えました。私はこの問いかけが、誰に向けられたのか少し気になりました。

質問の背景には、「日中の番組をリアルタイムに見られるか」という流れがありました。会社勤めの方にとっては、平日の昼間にテレビを見るなんてきっと難しいですよね。私にはその講師が、「この場にいる多くの方は裁量ある働き方をしているのでは?」という前提でお話されていたように思えました。

私も心の中で、「テレビは見ないけど、見ようと思えば見られますよっ」と思っていました。

「昼間にテレビを見られる」人たちの背景

同席の方々も、ムリムリ〜と、否定的な反応をする人はいませんでした。「その番組見てみようかな〜」といった空気さえ感じました。
(ここで大事なのは番組の内容ではなく、日中にそういう時間を取れるかどうかという点です。)

集まっていたのは、子どもたちや社会のためにボランティアや活動に取り組んでいる方々。講師も含め、「自分の時間を使って社会に貢献したい」と考えている人が多かったのです。だからこそ、平日の昼間であっても、予定をうまく調整したり、活動の優先度を上げたりして、テレビ番組を見ることもできるのかもしれません。

では、そういう働き方は「たまたま選んだ職業だから」可能なのか?
それとも「やりたい活動があったから、働き方を選んだ」のか?

私はそういうことを考えていました。

やりたいことが先?働き方改革が先?

「誰かのために何かしたい」という気持ちが、働き方の選択を後押しすることもあります。
逆に、「裁量ある働き方ができているからこそ、誰かのために力を注げる」こともあります。

私自身も、いま裁量ある働き方ができているからこそ、誰かのために時間や力を使うことができています。でも、家族がいなかったら今の働き方にはなっていなかったかもしれません。「家族のために時間を取りたい」と思ったことが、働き方を変えるきっかけのひとつになったのは事実です。

でも、それは「やりたいから働き方を変えた」という単純な一方向の流れではありません。会社員だった頃も、小さな範囲でできることを模索していました。

「できることからやってみる」→「もっとやりたいと思う」→「でもこの働き方では限界がある」→「働き方を変える」→「できそうで、できない」→「また工夫する」…そんなループの繰り返しです。

「やりたい」と思ったからといって、すぐに働き方を変えられるわけではないんです。軽々と独立したわけでもなく。

現実には、今できることから小さく始めることで気持ちが育ち、その気持ちが変化のエネルギーになっていきました。
でも、いざ働き方を変えても、また別の壁にぶつかって「できない」と感じることもあります。単純化された理想論とは程遠い、そんな現実があるようです。

ひとつ言えるのは、今できること(実現したいこと)を少しでも前に進めることです。それが次のステップのための加速につながるはずです。

「昼間に家にいる人〜」という質問をきっかけに、前に進んでいく方法を振り返るきっかけになりました。できることからはじめましょう。目の前の一歩が、未来をつくるかもしれません。

【日記】
想定時間の見積もり工夫が必要。切り上げる工夫も必要。

【姉妹日記】
長女のダンス特訓。まるでコーチになった気分。長女も汗かくほど熱心に。
次女は邪魔ばかり。歌ったり踊ったり監督になってみたり^^; 最後は自分も踊る!と言い出して姉の後ろでステップ踏んでいました。

 

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