
数字には説得力があります。
かつて、営業会議や経営会議に出席することがありました。
会議は、数字が前提になります。
今月の見込みを聞かれたときに、
「前月が1,000だったところ、今月はさらに3日間のポジティブイベントがあるので、プラス10%の1,100になる見込みです。」
という答えをするとします。
この場合、大事なのは、前提となる1,000という数字です。
この数字が間違っていると、その先の予測に説得力がありません。
これは、大きな会社だけの話ではなく、小さな事業でも、ひとり仕事でも同じです。
今、なんとなく忙しい。
売上もある。
でも、お金が残っている感じがしない。
何を見直せばいいのか分からない。
そういうときに、感覚だけで考えていると、ずっと不安なままになります。
ここで数字が整っていると、少し落ち着いて現状を見ることができます。
コスト面でも、数字を見ると、あれ?と思うところが出てきます。
毎月の推移表を見ると、売上原価率が上がっていたり、毎月同じように推移していた費目が増えていたりします。
費用合計の増減からも、コストの動きが見えてきます。
そのために、比較しやすいように勘定科目をそろえます。
毎月同じ内容の支出は、同じ科目で処理する。
突発的な費用は、分かるように分けておく。
そうすることで、数字を並べたときに比較しやすくなります。
数字を整えると、正確な現状把握ができ、見るべきところが分かります。
数字は、ヒントを持っています。
数字を整えることは、過去をまとめる作業のように見えます。
でも本当は、これからの判断をするための土台です。
とはいえ、タイムリーにだすのは簡単ではありませんけれど。
