手を使う。
昨日に続いてアートを。手作業、アナログという癒やし。
デジタルに触れていると疲れることがある
便利に使っているものだから、全面的に肯定したい気持ちもあるけど、現実的には、デジタルに触れていると疲れることがあります。まずはそれを認めることから、この「静かな回復」は始まります。
なぜそう感じたかというと、私がこの2日間、デジタルデトックスをしたからです。今日はスマホで「時間つぶし」をしませんでした。そして、思った通りかなり「ラク」になりました。デトックスという言葉とおり、何かが流れ出ていた感じです。
今日は暑い屋外での活動もある日だったから、サウナ効果のように汗をかいてデトックスされたというのもあるかもしれません。けれど、昨日は、屋外活動はなくてもスマホを手放しただけでラクだったので、それだけでも効果はあるのでしょう。
アナログを使う
デジタルデトックスは、触れすぎているデジタルコンテンツ(情報など)を無くす方法を一番に試したいです。しかし、情報自体が必要な場合はアナログを使うという方法もあります。
例えば、読書。Kindleよりも紙の読書の方が疲れにくいです。何度か試してみた結果、私は紙の方が疲れません。他にも、メモを取る。思考を整理する。デジタルの方が、データとして分類・整理しやすいし、データ化すると活用範囲も広がります。それはわかっていますが、手書きの方がラクなんですね。ラクだけではなく、自分の内なる感覚が活性化するようにも思います。
そして、チェック作業。実は⋯チェックをあえて紙で行うことがあります。効率化とか資源とか気になりますが、「アナログ」に寄せることでうまくいくこともあるんですよね。
これは、デジタル化を目指した結果、気がついた発見でした。
自分のリズムに戻るために
私たちはふだん、ものすごい情報の中にいます。それ自体は悪いことばかりではないですけれど、知らないうちに「頭」ばかり使っていて、「感覚」が置き去りになっていることがあります。そんなとき、いったんデジタルから離れて、紙に触れたり、手を動かしたりすると、ようやく「自分の速度」に戻れる気がします。
誰かの言葉やSNSや周りの流れではなく、「いまの私がどう感じてるのか」という感覚。それを取り戻すために、本を読んだり、メモを書いたり、手でチェックを入れてみたり。大げさなことじゃなくていいんです。数時間でもスマホを見ない時間があるだけで、視界がクリアになることもあります。さらにスマホを見ない時間に、他のことをするので副次効果もあります。
便利すぎるものは「知らずに頼りすぎてしまう怖さ」もあります。だからこそ、「アナログに戻る時間」を持つことでバランスが取れるように感じています。疲れたときは、まず立ち止まって、デジタルをいったん手放してみてはいかがでしょうか。静かで地味な方法だけれど、じんわり効いてきますのでおすすめです。
【日記】
娘たちは今日もアート。私は講習会へ。屋外活動も。
【姉妹日記】
アート週間